スパム時代は終わるのか?!
迷惑メール撲滅のための法規制が欧米ではなかなか盛んであるが、相変わらず日本は遅いようである。
そのうち欧米でスパムメールを送れなくなったものたちが、いっせいに日本を襲うのではないかと思うくらいである。
幸い日本人はみんな英語にうとい。
英語のスパムを打たれても開けない人が多い。
日本でウィルスの蔓延が防げている理由はそこであるようだが、いわゆる日本語ならだまされやすいということである。
つい数日前にスパム王と呼ばれる、ロバート・アラン・ソロウェイが米国のシアトルで逮捕されたことで、スパムを送るものたちのいい見せしめになっているという記事が増えた。
メール詐欺からマネーロンダリングまで35件の罪で起訴されているが、いろんな証拠をつきつけられながら、彼は無罪を主張している。
なかなかふてぶてしいものだ。
当然ながら有罪になれば65年の禁固刑が待っている。
保釈も許可されずだ。
この逮捕の一件で、これからスパムが減少するのではないかという見方が広まっているが、実際この一年間に一日に報告されるスパムの数は360億通から700億通に増えたらしい。
世の中足りなくなるものも多い中、勢いよく増え続けるものもあるもんだ。