Firefox 3 はSQLiteでオフライン保存領域をサポート
Firefox 3がオフラインストレージ用にSQLiteをサポートという記事が話題になっている。
SQLiteはデータベースシステムの一種だが、普通のデータベースと違って、プログラム内部に組み込んで使うのが特徴。
これで何ができるかというと、簡単に言えば、ウェブブラウザで動くプログラムであるJavaScriptで手元のパソコンにデータを保存しておけるようになる。現状のJavaScriptはデータの保存手段がAjaxと呼ばれるサーバと通信してデータを送ってもらう仕組みしか無い。そのためインターネットに繋がってなければデータを呼び出すこともできなかったのだが、Firefoxに内蔵されるSQLiteにデータをコピーして保存しておけば、回線を切ってもデータが呼び出せるというわけだ。
これによって、Gmailなどのウェブメーラーをオフラインでも使えるようになったり、はてなブックマークやdel.icio.usなどのオンラインブックマークもオフラインにコピーを取っておいて、高速に読みだせるようになる(かもしれない)。
ますますウェブアプリケーションが便利になりそうだ。