2007年06月26日 05:39

ズボン紛失で5400万ドル損害賠償事件に判決!

 
損害賠償ズボン ズボンを失くされたと言うだけで、5400万ドル(約66億円)の損害賠償を求めていた訴訟で原告が敗訴という判決が出た。
いや、これは当然だと思うのは私だけではなかったようで、アメリカの裁判もようやくばかげた訴訟に対してまともな判決が出るようになったと思った人も少なくないはず。 訴えられていたのは、ドライクリーニング店を経営している韓国系移民チャンさん一家(夫婦と息子)であり、訴えていたのがコロンビア特別区の裁判官、ロイ・ピアソン氏。 あまりの高額の損害賠償に裁判官のモラルも疑われかけていたこの事件であったが、判決の結果、1着のズボンに5400万ドル(約66億円)もの価値はないとそういうことであった。(当然だ) 元々の損害賠償額は6700万ドル(約82億円)から減額したものの、どう計算したらそんなとてつもない宝くじが当たったような金額になるのだと思ったのはアメリカ国民だけでもなかったようだ。 その計算方法たるものや、同店が「満足を保証します」の看板を掲げていたが、消費者保護法に違反すると、掲げていた日数に、1日1500ドル(約18万円)を掛け、さらに、精神的苦痛からくる損害賠償に訴訟費用も全部あわせて、計算した額というから驚きである。 「満足を保証します」の看板を掲げることが消費者保護法に違反しないという判定となったのは、分別ある消費者なら、「満足保証」の意味を、「消費者の無茶な満足」と取り違えないということであった。(当たり前) バートノフ(Bartnoff)裁判長は、ピアソン氏(現職判事だがここでは原告)に裁判の事務費用として1000ドルをチャン一家に支払うように命じたが、何万ドル(何百万円)にもわたるその他の裁判費用については後に検討される模様。 法廷に行くまでの話し合いで、チャン一家は和解金の申し出を3度している。 それも、一度目は3000ドル(36万円)、二度目は4600ドル(56万円)、そして最後は12000ドル(146万円)もの額を提示している。 ズボン一着でその和解額でも信じられないが、いったいどんなプレミアなズボンだったんだと疑問に思う。 法廷では、このピアソン氏は涙ながらに語ったことから、「たった一着のズボンのために裁判官が法廷で涙する」なんてブログや記事が出回っていたものだ。 ドライクリーナーが正しかったとは言わんが、原告側はずれすぎであろう。 アメリカではくだらんことですぐ裁判は当たり前だ。 しかし判事のような権威のある仕事で、ズボン一着に涙して賠償金を求めるというのには、さすがに納得はしがたいものである。
 
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