アルファベットがたった26文字の醍醐味と混乱
日本語と英語の違いで顕著なのが文字の数である。
文字の数がちがうということはどういうことなのかというと、2006年出た新しいフォントの数だけで、英語は1800以上にものぼるらしい。
しかも、その1800にはフリーやシェアで配布されてるものや、独占物、個人フォントは含まれないというから、さらなる驚きである。
大手で売り出しにかかっているものだけの話である。

日本語のフォントとなるとそうはいかない。
中学校卒業までに学習する1945文字は最低ながら、行政情報処理用や、人命漢字などなど足していくと、第一水準、第二水準と分かれるものの、標準コード用漢字表を埋めるには、6086文字ほど作らなければいけない計算になる。
当然そこには、もはや大した数のうちに入らないが、平仮名やカタカナは含まれない。
ついでに数字やアルファベットもフォント作りには欠かせないが、漢字を何千というのを考えると、26文字分足すことは何でもないように思える。
漢字の数のことだけを言うとその10倍くらいは余裕であるので、フォントを作る・デザインするとなると、なかなか手をつけるのには勇気がいる。
そういう意味では、英語フォントが恐ろしい勢いで増えていく理由がよくわかる。
半年おきにすごい量の文字タイプが出るそうだが、以下は去年に出た新しいフォントたちのそれぞれの顔ぶれの本の一部である。
2005年や2004年に出たデザインとどう違うのかって?
。。。。。。orz
TypographicaのOur Favorite Fonts of 2006より







