1万ドルのチップをもらったウェイトレス
そのラッキーガールはジェシカ・オズボーン"Jessica Osbourn"という20歳で、よく働く愛想のいい女性でした。
そのジェシカに寛大なチップを支払ったのが、ベッキーという常連客です。
彼女は毎週金曜日ごとにピザハットへ来ていた常連客で、何度も来るうちにジェシカと会話を交わすようになり、以前カレッジに通っていたけれど金銭的な理由により辞めてしまったことなども話すようになったそうです。
ジェシカの仕事ぶりをベッキーはこう話しています。
「彼女はいつも元気で、明るくて、知的で、文句ひとつ言わなかったわ。本当にいい子だったわ。」
明るい笑顔の裏にはあきらめきれないカレッジへの思いなどがあったようです。
そんな思いがベッキーに伝わったようです。
ベッキーは毎週金曜日に自分の家族を連れて、同じものを食べに来ていました。彼女は数年前に自分の夫と長女を交通事故で亡くしていました。その事故から大きな財産が転がり込んできたので、いつも誰かの手助けはできないかと考えていたそうです。 もちろんそのことはベッキーは知らなかったのですが、ベッキーはジェシカのことを知るうちに何とか手助けできないかと思ったそうです。
そこでベッキーはピザを食べにいったついでに、「渡したいものがあるのよ」封筒を渡しました。
中をあけたジェシカは、泣き出してしまい、息もつけないほどでした。
いつもの15%のチップじゃなく、1万ドルの小切手がそこに入っていたからです。
夢だったカレッジへ通うことが叶います。
ABCのPizza Hut Waitress Gets $10,000 Tip