恐怖の喫茶店
「最低限のマナーは守ってもらわないと退場です」
こう言うのはBrightonのSouthover Streetの"Cozy Tea Rooms”というティールームを経営するDavid Dalinさん。
あまりの厳しさに掲示板などが出来て議論が巻き起こるほどのこの喫茶店、つくりはビクトリア時代のティールーム仕立てですが、何しろルールやエチケットもビクトリア仕立てというから驚き。
現在までにどんな理由で退場させられているかというと・・・
・テーブルにひじを立てる
・角砂糖を手で触る
・女王に対して敬意を示さない言葉を吐く
・ピアノ奏者が伴奏しているときに話しをする
・スプーンで音を立てる
・大声で話しをする
・ビスケットをティーに漬ける(イギリス人はよくする)
・携帯電話を使う
こんな風にメニューの最初のページは、ずらずらと並んだルールなんだそうです。
The ArgusのStorm in a teacupによると、追い出された人や追い出されたのを見た人で、Davidさんのことをファシストだと呼ぶ人もいるそうですが、実際の彼はかなり紳士なんだそうです。
こんなに厳しいと評判になりながら、世界から来る観光客はマゾの気分を味わいに来るそうです。
オーナーいわく「ティを飲むアートである」とし、「スターバックスへコーヒーを飲みにいくのとは違う」と主張しています。
賛美両論のようで昔ながらの紳士としての厳しいエチケットを歓迎する人とジョークだと思う人それぞれのようですが、これくらい緊張して飲む紅茶の味のことは誰もまだ書いていないようです。
客のコメントによると
一石二鳥の本
ついに、こんな本まで
「ビスケットを漬けた人で追い出された人を見たわ」 「メニューの最初がすごい長いリストのルールでそれがとても厳しかった」 「全部本当のことだった。でもおもしろかったよ。」 「スプーンがティーカップに入ったままで、それはダメだと叱られたよ。でもウィンクしていった。」 「厳しいけど経験のために行くべきね。おもしろかったわ。」 「クリームがトレイのハンドルに付いたんだけど、私の動きをくまなくチェックしていたわ」ある意味紅茶一杯飲むのにメチャクチャ緊張できそうです。 みなさんは追い出されずにすみそうですか。
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