2007年08月11日 09:03

映画館のビデオ盗撮者狩りが始まる

 
ナイトビジョン・ゴーグル カナダの映画館では金属探知機と暗がりでも見えるナイトビジョン・ゴーグル(暗視鏡)を導入し、映画館で違法に映画を録画する者を見つけ出すために、本格的な監視を始めた模様。著作権侵害に当たる行為をする者を捕まえたスタッフには500ドルもの報酬まで与えることになっています。 まさに狩りが始まったという感じですね。
TorrentFreakによると、今年の始めに、20世紀フォックス映画はビデオカメラで盗撮される映画のほとんどはカナダ発であることを指摘。 彼らの調査によると50%のビデオ撮りはカナダからであるとしています。 それが事実かどうかは非常にあいまいではありますが、少なくともカナダをパニックに陥らせるには十分だったようで、カナダの映画館は過激とも言える方法を取ることにしたようです。 金属探知機 CMPDAの責任者によると、かばんの中を探ったり、映画が始まってから通路にスタッフを派遣してビデオ撮りしている物を探しに見周らせたりするそうです。金属探知機もカナダの全国で一斉に設置されるようで特に試写会などでは厳しくなる模様です。 さらに携帯やビデオカメラを利用して録画をしている者を捕まえると、録画者一人につき500ドルをもらえる報奨金までつけたようです。 報酬がもらえる条件はReward Programによると、以下のとおりです。 1.映画館内でビデオカメラの操作や録画をしている者を特定すること。 2.至急警察に連絡すること 3.映画が終わるまでに録画を止めること 4.警察の記録を作ること 5.CMPDA(Canada Motion Picture Distributor Association)に24時間以内に連絡をすること だんだん映画館もテロリストチェックみたいになってきましたね。 しかしディズニーランドと言い、映画館といい、娯楽設備でかばんの中身のチェックというのがどうも好きになれません。 厳重警戒は、空港だけにして欲しいものです。

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