恐怖の非常口


・中で死ぬか、外で死ぬか、難しい判断だ ・このドアに窓がついていればメッセージが短くてすんだろうに ・ここで理論的になるのはやめよう ・ドアは開けてどれくらい飛ばなきゃいけないか確認すると思うな。1〜2メートルかもしれないし ・ピザデブの上に着陸するんだ ・覚えておくことは、もし中で死ねば、最後に見るのは今まで奴隷のように働かされてきた職場だ。外で死ねば町のいい景色だ ・外ではいい景色て地面に直撃する前かよ ・だけど人生に刺激があったと知って死ねるよ ・安全に外に出られる非常口を用意することは法的に義務付けられてないの? ・見出しは「火から脱出、数階下の道路へ突入」ってとこだな ・それに目の前で見る通行人の恐怖の顔だな ・下までどれくらいあるんだろう ・足首骨折はやっぱり建物内で生きたまま燃えていくより安全だな。見解の違いだな ・僕には「死ね」と読める ・よく見ると窓がついてるじゃないか ・緊急時にこれ読んでいる時間あるのか ・10階だという注意書きも入れたい ・命からがら逃げているときに、こんな長い文章を読んでいる暇はない もしそれで助かったら「すると、突然そこには・・」という言葉を使うんだよ