最終回が放送中止になったアニメ「スクールデイズ」はいったいどんなエンディングなのか
毎日新聞にこんな記事が載ってました。
School Days:京都の父殺害事件で最終回の放送見送る 女子高生の暴力シーンを考慮
School Daysというのは、アダルトゲームが原作のアニメで、メインヒロイン二人と主人公の三角関係を描くもの。その修羅場っぷりがあんまりひどくて有名になったゲームです。
7月にはアニメ化され、最終回を迎えようとしていた昨日、唐突に別の映像に差し替えられました。理由は毎日新聞の記事にあるとおり、当日朝に起きた16歳の少女が父親を斧で殺すという京都の事件の直後であることを考慮して、ということのようです。
さて、放送中止になるほどのSchool Daysのエンディングとはいったいどんなものなのでしょうか。ネットを探してみると、20種類あるというゲーム版のエンディングの一部が見つかりましたので、ご紹介してみることにしましょう。
ただ、若干ネタバレになる上にけっこう血みどろなので、続きを読むのは注意してください。人によってはちょっとグロいと感じるかもしれません。
追記:元のコンテンツが18歳未満禁止のレートで作られてる事もあり、かなりきつい残虐シーンが含まれているので、張っていた動画は削除しました。YouTubeへのリンクは残してありますので、18歳以上の方だけリンク先に飛んでください。動画の代わりに簡単な説明を加えておきます。
鮮血の結末
まずは最も有名なエンディング、「鮮血の結末」から。
主人公とメインヒロインの片割れ、西園寺世界(さいおんじせかい)がくっつき、幸せそうに登校する。途中の歩道橋で、主人公に裏切られた桂言葉(かつらことのは)がまちぶせる。桂言葉は、西園寺世界の首に鋸をかけて殺してしまう。
我が子へ
お次はあんまりあちこちの女性に手を出す主人公に対して喝采が巻き起こったというエンディング、「我が子へ」。
西園寺世界、桂言葉はともに主人公の子供を妊娠する。しかし主人公が西園寺世界を罵倒する事を口にしてしまい、それを影で聞いていた西園寺世界が失踪。主人公と桂言葉と幸せに暮らしていた所に、失踪していた西園寺世界が戻って来て主人公の腹を包丁で刺して殺してしまう。
永遠に
そしてトラウマすぎる悲惨なエンディング、「永遠に」。
三角関係の末、西園寺世界を選んだ主人公。しかし、桂言葉は二人を幸せになんかさせないと言い、地上にいた二人の側にベランダから携帯電話を落す。直後、その携帯電話に注目した二人の目の前に、ニタリと笑った桂言葉が真っ逆さまに落ちて来る。主人公と西園寺世界は顔を会わせるたびに桂言葉の最期が目に浮かぶようになり、疎遠になる。
アニメ版は?
このようにゲーム版では悲惨なバッドエンドが用意されてるようで、またそれが話題になった作品ということもあり、アニメ版でもこれらのバッドエンドをアレンジして使用する事になるのでしょう。放送中止になったきっかけの事件を考えると、「鮮血の結末」か「我が子へ」のどちらかがベースになっているのだと思われます。
それにしても三角関係のもつれで人が死ぬなんて、二時間ドラマの世界だけかと思ってましたが、アニメやゲームでもあるんですねえ。くわばらくわばら。
もちろんハッピーエンドもたくさん用意されてるようですので、それは実際にゲームをプレイしてご確認ください。ただし18歳以上の方だけですよ。
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