零下50度をサバイバルしたロシアの少年
人間は体温が一定以上下がると、生きていられないと思うのですが、マイナス50度の中を生き抜いた少年がいました。
少年は11歳で、名前はアンドレ(Andrei Lyssov)といいます。
彼は両親と喧嘩してシベリアにある家から飛び出しました。
飛び出したあとすぐに空港へ向かい、うまくセキュリティをかいくぐり、車輪が入るくぼみにこっそり乗り込んでしまいました。
飛行機会社は気付かずそのままペルミ市(Perm)を出発。
そして少年を乗せたままボーイング737は1280Kmを飛んだ後、モスクワに到着し、滑走路にころんと落ちてきた冷凍(?)少年を空港職員が発見しました。
すぐ病院に運び込まれ、医師によるとかなり重症の凍傷である模様。
飛行機内はすべて暖房が効いているわけではないので、零下50度にまで温度が下がります。彼が発見されたときは彼の服のところどころが凍っていたそうです。
彼がシベリア出身で寒い地域の人間だったためになんとかその寒さを乗り越えられたのではないかと関係者は話しています。
しかし、マイナス50度は「寒い」という表現でいいのでしょうかね。
「瞬間冷凍」じゃないのかと疑問に思うのは私だけでしょうか。
みなさん飛行機の密航はくれぐれも防寒を完璧にしてください。(違
やっぱり寒さに慣れておくのも大切ですよね。
やっぱりそう言うレベルでもないです… ハイ。
Stowaway boy survived -50Cより
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posted with amazlet on 07.09.27
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