女性の胸をマッサージするのは歯の治療に必要である

カリフォルニア州のサクラメントの歯科医が治療中に女性の胸を揉んだということで裁判になっています。
被害者の一人である31歳の女性によると、ハイネックのセーターにタイトスカートをはいていても、彼はブラジャーまで手を伸ばし胸を触り、スカートの中まで手を出してきたと訴えています。被害に遭った女性は20人以上いるらしく、被告のアンダーソン歯科医は歯科医の資格を剥奪される可能性があります。
しかしながら木曜日に行われた審問によると、なんとアンダーソン氏側の言い分はこういうものでした。
「歯科の治療には胸のマッサージは必要である」
いくら、資格の剥奪を避けたいからって、こういうのが通るのでしょうか。
もっとも日本では光市母子殺害事件の元少年の弁護士がドラえもんだの言い出してますが。
彼の弁護士は過去の歯科ジャーナルの記事から、一時的に起こる下顎骨筋の障害やTMUと呼ばれる首や頭痛を伴う一般的な顎のトラブルには、胸筋の触診が必要だと主張をしているようです。
それに対して検察のほうでは、彼は非常にたくみに歯科助手さえ操ってしまい、彼らは被告の行為に目をつぶっていたか、受け入れられることとして認識していたと主張したあとで、被告の社会に対する危険さを強調して、治療させるべきではないとしています。
過去5年で合計26名の女性が被害を訴えており、彼は現在1万ドル(約118万円)の釈放金で釈放されています。
月曜日に判事からの決定が下されますが、歯科治療に胸を揉むのが必要だと判定が下されたおりには、歯科医になる人間が増えることは間違いないと思われます。
via:arbroath.blogspot.com : Dentist claims breast rubs appropriate