ビールを飲むと頭が良くなる理論─嫁もこれでお咎めなし
「ビールの飲みすぎよ」
こんな風に嫁や彼女に叱られてはいませんか?もっとひどいケースになると、
「明日から禁酒ね」
なんて強制されていませんか?「何でダメなんだ?」とつぶやくも、間髪を入れずに
「体に悪いでしょ」
とか言われていませんか?
そんなあなたをお助けするためにビールは実は脳に良いという言い訳をご用意しました。
バッファロー理論と言います。
悠久の大自然の営みの中、厳しいアフリカ・ケニアの大地をバッファロー(スイギュウ)の大群は、生き抜くために移動します。そのバッファローの群れが移動する速度というものは、すなわち一番遅いバッファローの速度を意味します。
そしてそのバッファローの群れを、百獣の王ライオンが狙って狩りをするわけです。そのとき最初に餌食になるのは、一番遅く一番弱い個体です。
この弱くて遅いバッファローが自然に淘汰されることは、バッファローの群れ全体への貢献となっています。なぜなら、規則的にバッファロー狩りが行なわれることで、この群れの速度を下げていた、弱い個体が消えていくことになり、精鋭だけが残り強い群れになっていくからです。
これと全く同じことが脳細胞についても言えます。人間の脳細胞というのはバッファローの群れと同様に、速い働きをする細胞と、鈍い働きをする細胞があります。アルコールの過剰摂取により、脳細胞が死滅しますが、当然ながら一番鈍い働きしかできない劣悪な細胞から死滅します。
このように規則的にビールを摂取することは、欠陥のある細胞をどんどん排除し、脳の働きをどんどん高速化し、効率を高めていくのです。2,3杯のビールを飲むとなぜか自分が賢明になったかのような気がするのはそのためです。
よって、ビールを飲むことは非常に脳によい
という証明が成り立ちます。
ただし、この理論が嫁や恋人、母親に通用せず全く効果がなくとも責任は負いかねます。
そもそも、この理論をビールを飲んでろれつの回らなくなった時にスラスラ言えるのかという命題についても責任は負いかねます。
参考: The Beer Buffalo Theory