海水レベルの上昇による被害が予測される都市

その都市に含まれていたのは以下の通りです。
バングラデシュのダッカ
アルゼンチンのブエノス・アイレス
ブラジルのリオ・デ・ジャネイロ
中国の上海と天津
エジプトのアレクサンドリアとカイロ
インドのコルカタとムンバイ
日本の東京と大阪・神戸
ナイジェリアのラゴス
パキスタンのカラチ
タイのバンコック
アメリカ合衆国のニューヨークとロサンゼルス
などです。
世界で現在10分の1以上に当たる、6億4300万人が標高の低い土地に住んでいることから、気候の変化による多くの人の犠牲も考えられるということです。
平均海水面から10メートル以内に住む人口の最も多い国から10ヶ国を並べると以下のようになります。
1.中国(143,888,000人)
2.インド(63,18,000人)
3.バングラデシュ(62,524,000人)
4.ベトナム(43,051,000人)
5.インドネシア(41,610,000人)
6.日本(30,477,000人)
7.エジプト(25,655,000人)
8.アメリカ合衆国(22,859,000人)
9.タイ(16,468,000人)
10.フィリピン(13,329,000人)
どちらも日本が含まれていますが、比較的日本が小さな島国であるということ、人口密度が高いところは海抜が低いということで影響を受けやすい国としてあげられているようです。
災害時の被害人数がこれで非常に多いことが予測されます。
温暖化は地球規模の問題とうたわれながら、直接の災害がないとなかなか解決に重い腰をあげないのはどこの国も似ているのかもしれません。
しかしながら、あくまで可能性の話しですが、日本は世界で6番目に多い被害人数を出すかもしれません。
これを見てもすぐにどうにかできるというわけではないのですが、少なくともわが身に降りかかる問題としては見て見ぬふりはできませんね。
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