インドで手足が8本ある少女が切断手術することに
現地ではヒンズー教の神であるヴィシュヌの生まれ変わりであると信じられている、8本の四肢(八肢?)を持った女の子が、半分の四肢を切断する40時間にも及ぶ手術を受けることになりました。
詳しくは以下よりどうぞ。
ラクシュミー・タトマー(Lakshmi Tatma)ちゃんは非対応性結合双生児として生まれました。30人の医師による2本の手と2本の足の切断手術をすることになっています。頭が一つないこの双子は骨盤で接続されており、それぞれ脊柱と腎臓を持っています。この手術なしには、歩行も這うこともできず、10代を生きながらえることは難しいと言われています。
母親のプーナム・タトマーさんは娘のことを「ヴィシュヌの生まれ変わりで奇跡」だと信じています。医師は「幸運にも彼女はほぼ完璧な1つの体を持ち、完全に近い内臓も揃っている」と述べています。
彼女の骨組みは二つの体が水平に骨盤から接続されています。手術そのものについては、いくつかの難関があるとしながらも、世界一複雑というレベルではないとしています。ラクシュミーちゃんのケースが最もまれな理由は左右対称で水平に結合されていることにあります。
彼女の両親は日雇い労働の仕事で120円相当の収入しかなく、パチル医師に出会うまで数多くの病院から断られていました。手術にかかる費用は約2300万円ほどにもなると言われています。
彼女が生まれたのはちょうど手を4本持つヒンズー教の富と成功の神の祝日でした。母親は「彼女は神からの特別な祝福をうけた奇跡だけれど、私の娘でもありこのままでは生きていけない」と伝えていました。
イギリスではドキュメンタリー番組として放送される予定です。
手術が成功しますように。
(3/9)追記:当初「女神であるヴィシュヌ」としていましたが、「神であるヴィシュヌ」に訂正しました。ソース元の記事には女神ヴィシュヌと書かれていますが、ヴィシュヌは男の神で、その妻に女神ラクシュミがいるため混同したものと思われます。ご指摘くださった方ありがとうございました。
aboutcolonblank.com: Indian girl with eight limbs due to get operationより