部下が1日休みを欲しい、と言い出した時の説得の仕方
連休が終わってしまいますと、仕事に戻るのが憂鬱なものですね。
次の祝日はいつ?とカレンダーを眺めると、はるか先のことのように思えてますますブルーになりがちです。
日本人は非常に勤勉として知られていますが、それでも昔に比べると休みも増えてきましたし、欧米に比べるとまだまだとはいえ、休暇を多く取るようにはなりました。
しかし会社として、上司としては、やはりそうしょっちゅう休まれては困ります。
部下が休みを要求してきたときに、こう答えるっていうのはどうでしょう?
「何?休みが1日欲しいだって?ふむ…」
「まあとりあえず落ち着け、じゃあ、それが一体どういうことなのか、ちょっと考えてみようじゃないか。」
「1年は365日あるよな。それは週にすると52週間で、週ごとに休みが2日ある。」
「休みを引くと、君が働いているのは261日ってことになる。そして1日に16時間は会社以外のところにいるわけだ。それは足すと170日分にもなる。」
「とうことはだ、君が働いている残りは差し引き91日しかないわけだ。それから1日に30分はお茶の休憩くらい取るだろう?それは23日分にもなる。しかもランチの1時間だって46日にまで膨れ上がる。それも引くと君が働くのは30日分しか残らない。」
「そして祝日も15日はあるから君が働ける時間はあと15日だ。さらに君は有給休暇を14日もらっているだろう。 そうすると君はたった、1日しか働かないわけだ。そのたった1日を休むって言うのかい?そのたった1日を!」
ahajokes.com: Want a day off work?より(超訳)
ええと、説得に失敗して、部下がオー人事に電話したとしても自己責任でお願いいたします。(真面目に計算しないように。)
ロバート・A・グーラ 山形 浩生
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