ああ人生って素晴らしい!国歌を上手く歌えない自閉症の男を観客がバックアップ(動画)
ちょっと心洗われるような、素敵な映像がありました。
日本では試合前に国歌斉唱をするの代表の試合などが主ですが、アメリカではどのスポーツでもします。時に歌はなく楽器の演奏であったり、複数で合唱であることもたまにありますが、大半は独唱で歌唱力のある人が特別に選ばれて歌います。
時は今年の6月、場所はボストン-フェンウェイ・パーク(Fenway Park )。スポーツ好きなら、この名前にピンと来るかもしれません。
今年、松坂大輔、岡島秀樹の両投手が活躍した、ボストン・レッドソックスの本拠地スタジアムです。その試合前に、身体障害者のためのイベントナイトが催され、アメリカ国歌独唱に自閉症の人が歌うことになりました。
彼はゆっくりですが、はっきりとアメリカ国歌を歌い始めます。緊張からか、自閉症の症状なのか、彼は歌の途中で笑い出してしまい、上手く歌えません。
そんな彼を、やがて観客が手助けしはじめます……
困ったなぁと苦笑していた手話の女性が、観客が歌いだした後に心底嬉しそうな表情を見せてくれるのが印象的です。
松坂が勝った負けたで沸いていた加熱報道のころ、まさにその場所で、あまり知られることのなかった小さな、でも素敵なドラマがあったようです。
この動画を見た、海外サイト(digg)のコメントも紹介しておきます。
泣いた
何千人もが合唱しているのを聞いて、体がブルっと震えた、そこにいたかったよ
特別な助けがいる子供の父親(長男が自閉症)として、とても感動した
こういう映像を見ると人間性というものが信じられる
小さな子どもみたいに泣いちゃったわ
どうしてこれはニュースになってなかったんだろう
私は自閉症の子供と仕事をしているけれど、全てがよかったわ
感動して体が動かないよ
アメリカに希望を失いかけているときに、光を見出した気分だ
ありがとう
すばらしい
レッドソックスファンのみんな、大事なときにありがとう
いろんなことが起こる中、アメリカ人であることを誇りに思えたわ
これを愛国心と言うんだ
全米が泣いた
まだいい人は世の中に残ってるね
心が温まったよ
鳥肌が立った
俺たちそう悪くないよな
希望を取り戻すには一人からね
普段は敵味方に分かれる観客も、この時ばかりは球場全体が一体になることが出来たのではないでしょうか。
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