サッカーの戦術で見えちゃった国民性の違い
ルールは共通でも、スポーツには国民性や文化の違いが出るものです。
サッカーも例に漏れず、地域性や国民性の違いが顕著に出るスポーツですね。
現在、快方に向かっているようでホッと一息のオシム前監督も、欧州スタイルや南米スタイルを真似るのではなく、日本にあった独自のプレースタイル、文化を構築するべきという思想の元で指揮されていました。
そんなサッカーの国民性の違いを面白おかしく戦術イメージにした図が海外サイトに出回っていたので紹介します。
イングランド
イングランドのサッカースタイルは、伝統的に中盤省略で背の高いFWにひたすら放り込むだけ、と思われてるのでこうなります。
ドイツ
「ドイツ人は徹底的に効率と合理化を図るので、ひたすら猪突猛進」とあります。たしかにドイツ人っぽい(偏見)。「ボールの速度は時速297kmに達するだろう」とも書いてあるけど日向小次郎じゃないんだからさ……
イタリア
イタリアサッカーといえば、カテナチオと呼ばれる鉄壁の守備と、中盤で華麗にボールを回しながら最後はFWだけで点を取れてしまうイメージでしょうか、ああこんなFWが日本代表にも欲しい。と思いきや、よくみるとFWはペナルティエリアでPKをもらうと書いてありました。イタリア代表がシミュレーション(わざと倒れてファールをもらう)の練習をしているジョーク映像なんてのもありましたね。
フランス
今でこそフランスはアンリやトレセゲなどワールドクラスのFWに恵まれてますが、トルシエが日本代表監督に就任した頃は、日本とスタイルが似ていると言われていました。要は華麗に中盤でパスを回すものの、日本と一緒でFWのシュートは全部枠の外に行ってしまうってことです(涙)
アルゼンチンとポルトガル
「選手はボールより審判に向かう」と書いてあります。とにかく抗議ばっかりしてるというイメージ。海外サイトによって国が入れ替わった改変版があるんですが、このバージョンの国から見ると、アルゼンチンとポルトガルはそういうイメージに見られてるんでしょうね。東アジアの国でこの手のを作ると…やばいことになりそうなので自重しておきます。
ブラジル
「ノーコメント、ブラジルの監督も混乱するだろう」とあります。文化とか戦術とか以前に、真似できねーよ。南米テクニック恐るべし。
スイス
「スイス人は何もしなくても勝手に自爆して負けてくれる」とありますが、スイス人は他の国からはそういうイメージがあるんですね。改変版にはベルギーになってるのもありました。微妙な文化差は近隣諸国でないとわかり辛いのでしょう。遠い外国からしたら日本とお隣の国の区別など付かないだろうし。
アフリカ
「アフリカ人のプレースタイルは一人でドリブルして全員抜きをするもののキーパーに防がれる」と書かれてます。これも日向小次郎か翼君のようですが、点を取れないあたりは岬君ぐらいでしょうか(岬君ごめんよ)。恐ろしい身体能力だけど戦術やチームワークがバラバラな感じは出ています。
インド
「インド人は家に帰ってマンゴージュース飲んでテレビ見てるからいないよ」とのこと。インドの変わりにスペインになっているバージョンもあって、その理由は「スペイン人は昼寝ばかりして怠け者だからいないよ」(スペインの昼寝の参照:シエスタ)
ranjitwarrier.blogspot.com: Football plans より
ジョークではありますが、海外視点で見た諸外国のイメージが伝わってきて面白いですね。ついでに他国のアラはよく見えるのだなってのもわかります。
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