立体的な路上絵は製作過程を見ると凄さがわかる
地面のある方向から見たときだけ立体的に見える絵です。

3Dの地面絵は人気でときどき見掛けますが、製作場面と最新作がありましたので紹介します。
路上にこういったイラストや絵画がたくさんあれば、村おこし出来るんじゃないかって程インパクトがありますね。

横から見るとこんな感じ、思った以上にでかい。これが上の車になるなんて、どういう空間認知能力を持ってれば描けるのか不思議。
Julian Beever氏の最新作

これはすごい。人が配置されてると目の錯覚なことがよくわかりますね。シンプルに見えて、色ムラのサイズまで計算されてます。

こっち側から歩いてきたらギョッとしそう。逆に向こう側から見てる人は、何がなんだかわからないのも面白い。

足を踏み入れたら落っこちそうです。3Dというだけでなく、絵描きとしての想像力も満載です。

記念撮影スポットにしたらお金出す人多いだろうなぁ。

路上に描くには惜しいクオリティ。

これだけインパクトがあれば広告効果も高そうです。

子供は泣いて怖がりそうなカエルですが、当事者視点では何がなんだかよく分から無いので大丈夫。

シンプルな噴水かと思いきや……

濡れる美少女や花壇が追加され、

賑やかな萌える絵に。路上にこんな絵があったら散歩もたのしいです。
製作場面

トップ画像の車の作成過程です、最初に大まかなデッサンのラインを引いてしまうようです。

この時点でもう凄い。

パレットも路上を使うわけですね。

ベタ塗り。

これだけ大きいとシートかぶせるのも大変です。

作品の性質上、あまり近くから見ないけど、ディティールまで凝ってる。

手書きで綺麗な円を引くのさえ難しいのに、斜めから見て真円になるって、改めて感じる凄まじい難易度。

丁寧な色塗り。

テカりグラデーションも立体計算。

当たり前に見えすぎて、このアングルだと凄さが分かりにくいですが、当たり前に見えることが異常だということが改めてわかりました。
bestpicsaround.com: " 3D Chalk Smart Car "
moillusions.com: Julian Beever's New 3D Sidewalk Paintingsより
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