美しすぎる白色矮星は宇宙のロマン
Strange White Dwarf Disguises in a Pulsar
白色矮星って何?って人も多いと思いますが、我らが太陽も50億年後に終末期を迎えると、赤色巨星を経たあと地球程度の大きさに縮んで白色矮星となるそうです。詳しいことはコチラ(Wikipedia:白色矮星)
太陽よりずっと大きい恒星の場合は赤色超巨星を経たあと超新星爆発を起こすパターンが多いようですが、ややこしい話なので今回は置いておきます。(参照:太陽の2000倍大きい超巨星VY Canis Majoris)
そんな白色矮星の画像を追ってると、グラディウスの背景のような格好いい写真がごろごろしていたので紹介します。
地球から1600光年離れた二つの白色矮星が321秒ごとにぐるぐる回ってるそうです。やがてこの二つの星は融合してしまうとか。
White Dwarf Spiral (NASA/GSFC/Chandra X-Ray Observatory)
こちらは二つの白色矮星が融合していく様。なぜか珈琲が飲みたくなってきますが、最後は小さな銀河系のような美しいフォルムに。宇宙カッケー。
Pictures of Stars - Merger of Two White Dwarf Stars
白色矮星と黒色矮星。まさにグラディウスというか、こんな背景でグラディウスしたい。R-TYPEでもいいですけど。
地球から5000光年離れた連星で、赤色巨星から先に終末期を迎えた白色矮星に水素ガスが流れ、白色矮星の方が爆発してる様。何がなんだかわかりませんが凄いことになってます。どこか恒星シミュレーションゲームでも作ってください。
昨年、冥王星が惑星(planet)からdwarf planetに格下げされてしまい、推奨訳語も矮惑星から準惑星にされたり混乱してました。
定義もいまだ曖昧で学校教育では非推奨だったりと宇宙のように混沌としてるようです。
今の時代「矮」という言葉になじみが薄い(矮小くらいしか使わない?)ってのはわからなくもないですが、dwarf starの訳語が「矮星」のままなのに、dwarf planetでは矮ではなく準という統一感の無さは余計混乱招くだけのような気がします。偉い人、そこんとこどうなんでしょう。
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科学書としては秀逸だが…読み物としては…
女性物理学者、、、