電車の屋根に乗る人々を防止するために考えた苦肉の策
インドネシアのジャカルタでは、電車の混雑も並ではなく、ラッシュアワー時は完全に飽和状態だそうです。
支払いを免れるためという理由も加わり、電車の中ではなく、屋根の上に乗る人が後を絶ちません。
州の管理する電車会社では、何とかそれを防止しようと策を練ったようです。
これまで何度か乗客が電車のルーフトップに上ることを防止できるないか対策してきましたが、ことごとく失敗に終わっており、今回考え付いたのが屋根にペンキを塗るというもの。
屋根に座るとペンキが付くことで、逮捕する人間が一目でわかるという方法です。
目的地に着くとペンキで汚れている人物を逮捕し、身分証明書を取り上げ違反切符が切られます。
そしてこの違反切符のコピーを、それぞれの家庭、雇用主、生徒なら学校へと送られるそうです。
元々電車の屋根に上ることは違法とされていますが、支払い能力のない人々や、電車そのものの効率などの問題から、野放しとなっており、過去2年で53人が事故で亡くなるなど、ジャカルタでは社会問題となっているようです。
Indonesia to spray train roof ridersより
しかし、生活かかってる人々を相手にペンキ程度では、単に着替え持参の人が増えるだけで、結局いたちごっこな予感はします。
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