世界各国のイメージを車の運転席から見たら
車の運転席からみた世界の景色というイラスト集がありました。
元ネタサイトには説明や出自はおろか、国名すら書かれてないのですが、各国の特徴ある文化が、ステレオタイプ的に表されています。
これはどこの国だろうと予測しながら見ると、なかなか楽しめるかと思います。
ターバンとモスクだけでイスラムとわかりますね。紋章のようなものがサウジアラビア国旗に似ているのでそうかもしれません。ポットの上にあるのは、おそらくコーランでしょうか。
サボテン、USA行きの国境看板、なにより帽子がメキシコ。
花を片手にキザな男、愛のキューピット、エッフェル塔。ということはバスケットの中身はフランスパンでしょう。
外国イメージによる日本は無茶苦茶になりがちですが、ちゃんと右ハンドルになっているのは頑張ってます。今時だとやはりゲームと家電の国なんですね。盆栽や女子高生文化などディテールが意外と細かい。サラリーマンがホウキでニンジャと戦ってるのが謎ですが。
犬ぞりや服装からして、アラスカのエキスモーでしょうか。
ファーストフードとメタボリックの国。
ヒンドゥー教文化ですね。ドライバーの額にもインドらしさが。
サッカーの母国。雨ばかり、ビッグベン、二階建てバス、そしてイギリスと言えば紅茶。
サッカーネタの後だと、日本代表の
ピザとマフィアの国イタリア。十字架がぶらさがってるのは、ローマ教皇のいるカトリックの総本山ってことでしょうか。
帽子にひげヅラ、ロシアかな?左手の食べ物は何だろう。
(2010/9/7)追記:読者の方より以下の情報を頂きました。ありがとうございます
「左手に持っている食べ物はヒマワリの種かと思われます。ロシアでは、新聞紙や古本の1ページでくるくるっと巻いて三角錐型の容器を作り、その中にヒマワリの種を入れたものが道端で売られていたものでした。
自分で無理矢理直しちゃった家電(ハンドルも?)、いつ立ち往生するかわからないポンコツ車の応急修理に必要な工具、行動は無茶なのに信仰心はあつく車内にも飾られた聖像画のイコン、運転手に言いがかりをつけては賄賂をせしめようとする道路警察(GAI:ガイーと呼ばれてます)…と、ロシアの特徴をとらえています。そして、そんなムカつく“ガイー”に襲いかかるクマが痛快です。」
アフリカの典型イメージのようですが、不思議発見みたいな観光旅行者も混じってます。
" Drivers views around the world "より
朝日新聞社 (2006/10/06)
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