スキー場のリフトに口でぶら下がって昇って行く犬

スキー場で楽しく滑るためにはリフトが欠かせませんが、このリフトの意味を理解したペットの犬が、自分も上へ登るためにリフトを使うことを覚えた、というニュースの紹介です。

この犬の名前はギネスと言います。

4才になるこのコリー犬は、英国のグレンシー・スキー・センターにあるリフトに地上からジャンプし、口でくわえてぶら下がり、そのまま上まで行くのだそうです。

彼は降りるタイミングもよく理解しており、自分で降りるポイントを決断するようです。

飼い主でスキーセンターの代表取締役であるグラハム・マッケイブさんはギネスのことを、「ちょっと無謀で、とてもやんちゃで、だが非常に利口だ」と言っています。

マッケイブさんによると、ギネスはリフトから離れるということを覚えて、自分が行きたいときにリフトを使って上に行くというメカニズムを理解したと伝えています。彼はリフトを最後まで使って一番上まで行くことも、飽きて途中で降りることもあるそうです。上に登ったら走って降りて、またリフトの乗り口までやってくるそうです。

センターが忙しくなってくると、観光客の邪魔にならないようにリフト係員が監視の目を光らせるそうです。しかし、この利口な遊び好きの犬はみんなの人気者になっています。

他の客からも「初めて犬がぶら下がっているのを見たときは幻想かと思ったよ」などと言われています。

「とにかくすごい犬だ」とリフトを待つスキー客をもうならせるようです。