有名人が起こした自殺未遂の向こう側…生きていればいいこともあるよ、きっと
日本は先進国の中では驚くほど自殺の多い国で有名ですが、もちろん日本だけのものではありません。
欧米でも、いや世界中でいろんな人が、何かに負けたり、鬱になったり、もう頑張るのはこれ以上無理と絶望して悲しい決断を下してしまうことがあります。
生きていることが必ずしも楽しいとは言いませんが、「死んで花実が咲くものか」という言葉もあります。
海外や国内に関わらず、かなり多くの著名人が自殺を試みています。亡くなられた方はここに載せていませんが(別の理由で亡くなった方は除く)、未遂に終わった人はそれなりの人生を送っておられるような気はします。
そのことはきっと生きているといいこともある、というのを証明している気がしてなりません。少なくともそう望みます。
エルトン・ジョン(Elton John)
Wikipedia:エルトン・ジョン
頭をガスコンロに突っ込んで自殺を試みましたが、倒れているエルトンを当時作詞を一緒にしていたバーニー・トーピン氏が発見、家中の窓を開けたそうです。後に二人は「Someone Saved My life Tonight」(今晩命を助けられた)という歌を発表しています。邦題は「僕を救ったプリマドンナ 」
僕の歌は君の歌+20<デラックス・エディション>(紙ジャケット仕様)ビリー・ジョエル(Billy Joel)
Wikipedia:ビリー・ジョエル
あのビリー・ジョエルにも不遇と挫折の時代がありました。アッチラ(Attila)というバンドの不成功のあと、1970年後半に家具の光沢剤を飲んで自殺を図っています。後に彼は「漂白剤よりは味がマシと思った」と語っています。
エリザベス・テイラー(Elizabeth Taylor)
Wikipedia:エリザベス・テイラー(Elizabeth Taylor)
ハリウッドを代表する多彩な結婚歴のある大女優ですが、1962年2月に睡眠薬を大量摂取しました。後に本人はちょっと逃げたかっただけと伝えています。
ブリジット・バルドー(Brigitte Bardot)
Wikipedia:ブリジット・バルドー
フランスが生んだ大女優でセックスシンボルとしても人気がありましたが、最初に10代で自殺を図って以来、何度も試みています。26歳のときには睡眠薬を一瓶飲み干し、さらに手首を切りましたが、回復を遂げています。睡眠薬を飲んだのは飛び降りて死んでいる写真を撮られたくないから、と後に伝えています。
華原朋美
Wikipedia:華原朋美
ガス中毒で大騒動になり、そのときに恋人との破局が知られたことから自殺未遂だと報道されていました。何とか立ち直って欲しいものです。
フランク永井
Wikipedia:フランク永井
本当は自分の子どもではなかったのに愛人から養育費を請求され、首を吊って自殺を図りました。
ドリュー・バリモア(Drew Barrymore)
Wikipedia:ドリュー・バリモア
E.Tのエリオットの妹役として有名な彼女ですが、9歳で飲酒、10歳でマリファナ、12歳でコカインという子役ならではの急落のしかたをした彼女は、14歳のときに自殺を図りますが一命をとりとめ、中毒からなんとか抜け出しました。
ブリトニー・スピアーズ(Britney Spears)
Wikipedia:ブリトニー・スピアーズ
現在もトラブル中の彼女ですが、去年2度も自殺を図っています。1度目は走る車にそのまま歩いて行き、2度目は抗鬱剤の多量摂取です。
島倉千代子
Wikipedia:島倉千代子
テレビで過去の自殺未遂を告白。声が出なくなったり、売り上げを着服されたり苦労の人ですが、それが原因で生きる希望を失ったそうです。人生いろいろ。
ダイアナ妃(Diana, Princess of Wales)
Wikipedia:ダイアナ妃
自分の不幸に終止符を打つために、ウィリアム王子を身ごもっているときに階段から身を投げて自殺を図ったと後のインタビューで伝えています。パリの交通事故により不慮の死を遂げたことは世界中がショックでした。
中森明菜
Wikipedia:中森明菜
歌姫として人気を誇っていましたが、1989年7月に、近藤真彦の自宅マンションで手首を切って自殺未遂を起こし、約一年間休業していました。
オジー・オズボーン(Ozzy Osbourne)
Wikipedia:オジー・オズボーン
自虐的なパフォーマンスで有名なヘヴィメタ・シンガーですが、自殺に関する歌を作っただけでなく、本人も10代の時を皮切りに何度も試みたことを明かしています。
舟木一夫
Wikipedia:舟木一夫
1972年に自殺未遂し、その後さらに2度ほど試みています。心身の不調が原因。
ティナ・ターナー(Tina Turner)
Wikipedia:ティナ・ターナー
自伝で未遂に終わった1968年の自殺について告白をしています。
クラーク・ゲーブル(Clark Gable)
Wikipedia:クラーク・ゲーブル
「風と共に去りぬ」で有名な彼は、妻のキャロルを航空機墜落により亡くし、悲しみのあまり狂ったようにオートバイをハイスピードで飛ばしたり、アメリカ合衆国陸軍航空隊に入隊して第二次世界大戦中、ドイツでの作戦に加わりました。
宮沢りえ
Wikipedia:宮沢りえ
貴花田との不可解な婚約解消以降、94年の9月24日に京都全日空ホテルで左手首を切り自殺未遂して大騒動になりました。
A Surprisingly Long List of People Who’ve Attempted Suicide 、他より
「人間は負けたら終わりなのではない。辞めたら終わりなのだ。」
”A man is not finished when he is defeated. He is finished when he quits."
――― リチャード・ニクソン
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