小学生がスピード違反を取り締まることになりました

スピード違反でひっかかると、罰金や減点がとてもつらいものですね。
イギリスのとある町で、スピード違反に対して変わった罰則を科していたので、ご紹介します。
ノーフォーク(Norfork)のとある道路で、制限速度が時速40マイル(約64km)から30マイル(約48km)に下げられました。
小学校が近隣にあり、あまりに車が通過するスピードが速いというのが理由でしたが、制限速度を落としたあとも、往来する自動車の速度がろくに変わらないため、小学校の生徒たちが警察の取り締まりに参加することになったのです。
通常イギリスではスピード違反をすると、60ポンド(約13000円)の罰金と点数が3点が付きますが、別の選択として小学生に叱られる、というのを追加しました。
もちろん大半のドライバーが、いかにも簡単そうに見える「小学生から叱られる」という選択をするのですが、この小学生からのお叱りがかなりきついらしく、そしてかなり恥をかかされるようで、顔を赤くしてその場を去るような状態だそうです。
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お叱りを受けた運転手によると、「自分を恥ずかしく思う」とか「かなり心に響く」と言っています。
警察の目的は再犯を防ぐことにあり、ドライバーを考えさせるこの方法が、かなり効果的であるとの見解です。
Speeding drivers told off by school kidsより
しかしこの方法は良識や民度の高い地域で、マナーが悪いのは恥ずかしいという文化背景がないと難しいかもしれませんね。
日本でも大人が子どもに叱られて効果があるかどうか、地域によって差が出てきそうな気はします。
すくなくとも、この方法希望!日本でも導入求む!
と言う大人が多いのは間違いないでしょう。
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