こんな発明じゃ、犬がかわいそうだろ
時代とともに、便利なものはどんどん発明されますが、世の中広いので当然なんじゃこりゃ?というような駄作も生まれてきました。
今日ご紹介するのは車に取り付ける「犬の快適ドライブ袋」というものです。
安全で快適に犬も車に乗れますなんて書いてありますが…。
とりあえずご覧ください。
正気ですか。
何しろ1936年の発明なので、当時は車の速度も今よりずいぶん遅かったという事情を加味しても、ずた袋って…。
「犬を連れて行きたいけれど、車の中に乗せたくない場合に」なんて、紹介されています。
「取り外しが簡単」(むしろそれが怖い)だとも、書いてあります。
とりあえずは今から70年以上前の発明ですし、現在の発明グッズも70年後には笑いものになるかもしれないので、そっとしておきましょう。
これを見た海外サイトのコメントがおもしろかったので、ご紹介します。
「人間サイズのものを作って欲しい。うちの嫁に使うんだ。嫁を連れて行きたいんだが、車の中には乗せたくないんだ」
「車の外に付着した血液の掃除のほうが、車の中に付着した糞尿より簡単だとは思う」
「うちの犬はこれ喜びそうだ」
「これは結構便利だと思う。事故があったとしてもお掃除いらないし。犬が入った袋を捨てるだけ?」
「悪いアイデアではなさそうに思う。どうせ犬は窓から顔出してるんだし」
「オレが思うに、これは猫好きが発明したと思うな」
「すごいアイデアだな。きっと湖にでも投げ入れるときは、車を止めなくていいんだろうな」
「この発明の何が悪いのかわからないんだけど…」
「毎回ドアが開閉されるたびに犬の頭がドアに殴られるよね」
「車内で放し飼いよりましだと思う。車内にいても犬を守るのは無理だけど、少なくとも事故った時には人間が邪魔されずに犬ミサイルになる」
「あの袋にいるときの衝撃の度合いが知りたい」
「想像してみるんだ。車が悪路に乗り上げた衝撃で、するっとフックが車から外れ、数十メートルほど引きずったあとで、犬を轢いてしまう。利点はとりあえずは袋ごと死骸を持って帰れることだ。
「『やあポチ、気持ちいいかい?いい天気だね。おっと危ない!あの車にぶつかりかけた。あれ?ポチ?ポチ?どうした?』」
Dog Rides Comfortably in Sack on Running Board (Jun, 1936)より
とりあずドアを開くと、犬は痛いってことは確実なようです。
有楽出版社 (2007/04/27)
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