大理石やミントキャンディのような氷山
自然の力というのは、思いもよらぬデザインを造形しますが、南極の氷山でキャンディやミントのように美しいパターンの筋ができることがあるのを知っていますか。
氷山というのは何百年も何千年もかけて形作られますが、この地層のようなパターンのデザインは一度溶けたものがもう一度凍ることによってできるのだそうです。
中には氷の層が凍るときにゴミや泥が混じり、それが氷山からなだらかに流れてできるものもあります。
これらの写真はノルウェーの船乗りOyvind Tangen氏によって、ケープタウンより約2700kmほど南で撮影されたものです。
キャンディそっくりだというOyvind Tangen氏ですが、これらの氷山は非常に巨大でもあります。
最初の氷山は約46mの長さで、約9mの高さがあります。2つめものは約30mもの高さがあるのです。
ここにあるほとんどの氷山は雪が積もって上部でそのまま固まることによってできます。そして雪が固まるときに海側へ少し流れます。
そのときに水に入って壊れてしまうか、氷の岩だなを作ります。ほとんどは小さな泡がそこに閉じ込められて白くなります。
しかしながらその泡が外に押し出され、氷山の一部分が溶けて再び凍ると青い部分となるのです。
いわゆるブルーストライプは裂け目に溶けた水が入り、すぐに凍りついた場合に作られます。
さらに、氷山が海へ落ち潮水の層がサイドで凍るときに、藻を豊富に含んでいるとグリーンストライプが作られるそうです。
その他、茶色、黒、黄色などの色のラインは堆積物によってできるそうです。海の上に顔を出している部分は氷山全体の10分の1だそうで、氷山の一角とはよく言ったものです。
一番大きいとして知られる氷山は標高約168mもあり、55階建てのビルと同じくらいになります。
Revealed: The Antarctic iceberg that looks like a giant humbugより
マーブルアイスみたいで美味しそう、というにはまだちょっと寒いです。
自然のデザインというものはさすが壮観ですね。
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