2億6000万円の宝くじが当たった男性、マクドナルドの仕事が恋しくて復職
もし宝くじで高額当選したらどうしますか?
豪遊したり、仕事をやめて遊んだりというのは良く聞く話ですが、イギリスのカーディフにあるマクドナルド店では、130万ポンド(2億6000万円)の宝くじを高額当選しながら、仕事が恋しくなって戻ってきたという店員がいるのです。
給料は当選金の利子より安いわけですが…
ルーク・ピッタードさん(25歳)は1年半前に宝くじに当選しました。その大きな当選額に普通の人がするような祝い方をしました。家を買ったり、派手な結婚式を挙げたり、旅行に行ったりというようなことです。
その後、彼は仕事が恋しくなってきたことに気づいたのです。そして彼は早朝に起きて、ハンバーガーをひっくり返して時給5.85ポンドという仕事に戻ってきて、幸せなんだそうです。
「周りの人は僕がおかしいんじゃないかと思っているみたいだけど、人生はお金だけじゃないのさ」彼はそう言っています。
「もともと仕事が楽しかったし、ミリオネアになって、戻ってきても楽しいよ」
ルークさんは当選したときは恋人のエマさんと一緒に勤めており、新しい家を買って落ち着く予定でいましたが、1年半経ってみて、つまらなくなってきたそうです。
結婚式に来た大勢の同じマクドナルドに勤める友人たちと連絡を取り続けているうちに、仕事に戻る決心をしたそうです。
「正直言うと、リラックスすると言ってもできる量なんて限られているし、僕は若いし、一生懸命仕事をして害になることなんてないからね」
当選金額が生み出す利息は、ルークさんが働いて持ち帰るお金より高いそうです。
妻も彼のことをよく理解できるそうで、「私たちは楽しく仕事をしていて、良い友達がいたわ」と言っています。
Millionaire lottery winner goes back to job at McDonald's... because he misses his workmates より
時折高額当選してもそのまま仕事を続ける人はいるようですが、マクドナルドの店員というのがなんだか素朴で面白いですね。この話を聞いていると、ハンバーガーをジュージューとひっくり返す仕事がとても楽しいことにように思えてきます。
ワイズアップ (2007/05/20)
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思った以上に素敵な本でした。
面白半分で見たけど