おもしろい椅子・アイデア満載なイスあれこれ
椅子と言えば、オフィスや家で結構長く体に触れている家具で、一日で一番椅子に座っている時間が長い人も少なくないかと思います。
姿勢や疲れやすさを考慮してこだわる人も多いと思いますが、世の中にはいろいろ変わったデザインのものも出回っています。
こんなイス、あんな椅子をお楽しみください。
1. サウンドウェーブ椅子
これは音の波形をかたどって作られたものらしく、ロンドンのデザインフェスティバルで発表されたものですが、現在は売りにも出されて注文できるそうです。ただし痔の人にはオススメできません。
2. フル装弾チェアー
なんとショットガンの弾丸を敷き詰めた椅子ですが、真鍮(しんちゅう)で出来た表面がマッサージ椅子のような感触をかもしだしています。ひんやりと、そしてスリリングな感触を味わいたい人に。
3. 和式座り椅子
すわり心地うんぬんより、何といいますか…作者は誰なんだ?!右の女性も恥ずかしがってるようです。
4. 蛍光椅子
昼間見るとどうってことない椅子ですが、夜みるときれいな椅子です。でも暗がりでただ座るってことはないですよね。寝ますよね。暗い部屋でテレビ見る向きかも
5. パラサイト椅子
この椅子はドイツの芸術大学の学生、シモン・ハーバートさんが展示したものです。展示会のテーマはパラサイトだったらしく、確かに支えられる壁があって始めて椅子として成立する構造となっています。全体重を支えて普通に座れるのか、腰掛けるときに少し不安になりそう。
6. 本棚椅子
読書家には最高の椅子です。やさしい木製もさることながら、かなりたくさんの本が収納ができることも魅力です。
7. リサイクル椅子
その名の通り、リサイクル活用された、エコロジーなイスです。タイヤの利用はなかなか面白いアイデアでセンスを感じますね。しかしこれも体重を支えきれるのか、それより腰掛けてお尻は無事なのか懸念してしまいます。
8. アストンマーチ椅子
ソファスタイルですが、Aston Martin DB6の後部のレプリカです。Astonと同じ色でペイントされ、赤いレザーでフィニッシュを決めています。きっとガレージに置くと完璧でしょう。ちなみにヘッドレストを含まずに7300ドル(約73万円)以上の値段らしいです。
9. 空飛ぶ椅子
じゅうたんじゃありませんよ。飛ぶ椅子です。いえ真面目です。頭痛や腰痛や納期など、ストレスでいっぱいのときには飛んでいってくれないかなぁと思いませんか。そんなあなたを浮かせることができる椅子まであるなんて世の中広いです。磁気の力を使って空中浮遊させるんだそうです。気になるお値段は5875ドル(約58万円)、メーカーは見た目がいいだけじゃなく、気分もいいと保障しています。しかし、イスが飛ぶって…。買おうとは思わないけど、一度浮いてみたい。
10. 傾け禁止椅子
授業中に椅子を後ろに傾けて限界に挑戦するのは、万国共通でどこの学校の生徒でも一緒なようです。年間で7000人が椅子から落ちて病院に運ばれるそうですが、そのうち7割は椅子を揺らせるのが原因なんだとか。そこで椅子を揺らさせないために考えられたのがこの椅子。便利なアイデア商品に思えますが、生徒を床に座らせたら無料ですむとか、子供はじっとしていられないものだから効果に疑問、といった批判もあります。
11. 鉛筆ベンチ
名前の通り鉛筆を並べて作ってあります。鉛筆といっても普通の鉛筆ではお尻に六角形の跡が彫りこまれてしまうので、消しゴム付きです。使った鉛筆の数1600本。おもしろいのは各鉛筆を取り外せて鉛筆として使えるそうです。座り心地はどうなんでしょうね。戻した鉛筆をうっかり逆さまにしないことを祈ります。
12. CDチェアー
カラス避けかフリスビー以外に、いらなくなったCDって使い道はないだろうかと思っていたんですよね。バレンシア地方のインターナショナル家具フェアーで展示されたこのイスはシンプルにCDを重ね並べただけです。でも座るときはクッションが欲しいです。
13. ロッキングチェアー
とても素朴でエレガントなイスですが、要らなくなった材木を使い、揺れながら読書する姿がなんとも気持ちよさそうです。天気の良い春に、庭でおしゃれに読書にふけりたくなりますね。
紹介したイスはデザインのおもしろい、座るイスより魅せるイスという感じですが、買うとなると、機能や座り心地を優先してしまいますよね。