文化が違いすぎる?「マサイ族」のためのロンドン旅行ガイドブック
最近なぜかMr.マリックと対決していたり、テレビで引っ張りだこのマサイ族。
ライオンを素手で狩るほどの勇者として知られていますが、このたび6名がイギリスに旅立つことになりました。
このマサイの戦士たちは、アフリカ・タンザニアの自然に囲まれた村を出て、ロンドンマラソンに参加します。
彼らの文化があまりにイギリスのものと異なることから、文化ギャップによる混乱が起きないよう、4ページにわたる旅行ガイドが手渡されました。
その内容が、予想通りというか予想以上で面白かったので、ご紹介します。
あまりの人の多さ、そして人々が至るところで急いでいるように見えて、驚くかもしれません。
時折しかめっ面をしているイギリス人を見るでしょうが、彼らは会社というところに行き、楽しいと思えない仕事をしているために笑えなくなっているだけで、本当はフレンドリーなのです。
太陽を目安にしても時間は正確にわかりません。時計というものを使うようにしてください。日の出・日の入りは違う時刻です。
タンザニアではつばを吐くことは許されますが、イギリスでは受け入れられていません。もしどうしても必要なら、洗面所でするか、木のそばに行って誰も見ていないときにしてください。
もよおしたときは木や藪ではなく、公共のトイレを使ってください。
たとえばブレスレットなど他人が付けているものを気に入っても、それを取って装着してみることはイギリス人にとっては普通ではありません。
もし泥棒を発見し、その泥棒を追いかけ捕まえたときに相手を傷つけてしまうと、泥棒といっしょに刑務所に入ることになってしまいます。
マサイ族の槍や盾はマラソンでは許可されていますが、観光時には持ち歩かないでください。
野原などで動物を見かけて周りに誰もいなくても、それは他人の所有物だということを忘れないようにしてください。
多く人々が小さな服を着ており、寒いかもしれないとか、無礼だと疑問に思うかもしれません。
イギリスでは夕方でも明るいことは普通です。ただし体の部分によっては見せてはいけない部分があり、ブランケットを身に着けるときには、下着をはくことは重要です。
イギリスの人々はナイフ・フォーク・スプーンを使って食事をします。スプーンやフォークのみだとか、手を使いたい場合はどうぞ。
イギリスではかなり多くの人がお酒を飲みます。バーや家やクラブなので飲みますが、マサイパーティみたいなものです。
イギリス人がお酒を飲むときは少し人が変わったようになりますが、きっとマサイへ訪問したイギリス人を見て経験済みでしょう。
その他、トイレやお風呂の使い方など、マナーも詳しく載せてあるそうです。親切なガイドブックといいますか、とても風変わりなガイドブックにはちがいないようです。
しかし、急にマサイ族がやってきて、自分のつけているアクセサリーを取っていったらびっくりなんてもんじゃないですよね。
The Masai warriors' guide to England より
新潮社
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マサイの性文化が興味深かった
時期尚早…
タイトルほど・・・
圧巻!あっぱれ!