2008年04月14日 23:20

ピーナッツバターは腐るのか?

 
ピーナッツバター

ピーナッツバターはたいてい瓶詰め(もしくはプラスチック容器)で売っていますね。

好き嫌いはありますが、毎日とは言わないまでも、たまに食べたくなります。そして食べたいのは時々なので、瓶単位で買ってしまうと余るわけですね。

時は流れ、数ヶ月経った頃、この忘れ去られたピーナッツバターの瓶詰めを発見します。

「そう言えばずいぶん前に買ったな」と思い出しつつ、中を見ます。特に悪くなった様子はありません。匂いをかいでみます。匂いも普通のピーナッツバターです。

しかし常温で保存できるこのピーナッツバターはいったいどのくらい持つのでしょうか。

そして腐ることはあるのでしょうか?そんなピーナッツバターの謎に迫ります。

さて、ペースト状になったおいしいピーナッツバターは、常温で何ヶ月も腐ることなく保存できます。水分が少なく、高脂肪なことが劣化をかなり遅らせてくれます。しかしながらいつまでも持つかというと、そうではありません。

だいたい一年くらいでその味と品質が落ちてきます。他の食品のように菌やバクテリアによってやられるということは少ないいのですが、酸化してくるのです。

高脂肪ほどおいしい理屈はピーナッツバターにはよく当てはまり、ラベルなどに記載されている通り、ピーナッツバターは非常に高カロリーで、大さじ2杯ほどのピーナッツバターのうち、16gは油分が占めています。さらにピーナッツに含まれる脂肪分のほかに、綿実油、ナタネ油、大豆油などのサラダ油が含まれています。油分が多いほど水分量が減るわけです。

オイリーなペースト状なので湿った食品のように感じますが、そういった理由からピーナッツバターはかなり乾燥した食品です。

そして菌やバクテリアは水分なしでは生存できません。他の乾燥食品が常温で保存できるのはこの理由からなのです。

比較すると牛乳から作られたバターにはだいたい17%程の水分は含まれているので、冷えたところに保存しないといけないわけです。

しかしながらピーナッツバターがいくら乾燥しているからと言って、永遠の味を保証してはくれません。この高脂肪の食品は他の食品と違った種類の腐り方をするのです。これは油分がピーナッツから分離してきて、ビンの上部にたまってくることとはまた別のことです。分離はピーナッツバターにはよくあることでこれは混ぜることによって解決します。

ピーナッツバターの腐食は化学的な反応で、酸化によって脂質の分子構造を分解してしまい、味やにおいを不味く変化させてしまいます。時が経つとともに空気に触れることが増えるので、そうやって悪くなっていくのです。

ピーナッツバターのもうひとつの特質は、自然なビタミンEなどの抗酸化物質が多く含まれていることです。この成分が酸化を食い止め、ピーナッツバターの保存期間を延ばします。英国の食品リサーチ研究所によると、だいたいこの酸化が始まるのが、9〜12ヵ月後からだそうです。

ただし健康的な見地からいうと、悪くなったピーナッツバターを食べたところで、それほど害はないそうです。ただまずいということを除けばですが。

そのまずさを感じるのも人によりけりだそうで、一年くらい前に買ったそのピーナッツバターは、まだあなたには美味しいかもしれませんね。

そういえば我が家にも半年位前に買って、ちょっと使っただけで忘れているピーナッツバターがあるのを思い出しました。まだ安心して食べれそうですね(ほっ)。

ラベルを見ると原産国が中国とあります……。

Can Peanut Butter Go Bad?より

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