自分に催眠術をかけて麻酔無しで手術に挑んだ男
本当に効果があるのか?と疑わしくも、うらやましいこんな記事がありました。
催眠術師が自分に催眠をかけて、麻酔なしで手術に挑み、医者を驚かせたそうです。
61歳のアレックス・レンケイ(Alex Lenkei)さんは、世界で初めて自分に催眠をかけて手術を受けたのではないかと言われています。
彼によると手術中の83分は何も感じず、すばらしかったと伝えています。
手術中は医師の話す声も、骨の砕けるような音も聞こえ、腕に処置をしているのも感じたそうです。
外科医や麻酔医師や看護婦の話も全て聞こえており、楽しいうわさ話やゴシップがなかったのは残念だったと伝えています。
アレックスさんは登録されているプロの催眠術師で、16歳のころから催眠をかけることができるようになりました。
もちろん手術の間は何か問題があったときのために、麻酔医がついていたそうですが、医師たちは患者が術中、何の反応も見せなかったことに非常に驚いています。
もし痛みを我慢して歯を食いしばったりしていたら、すぐわかっただろうと伝えています。
催眠により、手術に対する不安などを取り除くことができ、麻酔薬の量を減らすことができるようになればと話しています。麻酔については不安を覚える人も多く、さらに使用量が少ないほど、術後の経過が良いらしいことから、それに取って代わるものがあればいいと考えてるそうです。
アレックスさんはヘルニアの手術を1996年に受けており、そのときには別の催眠術師から催眠をかけてもらったそうです。
息子が骨折をした7歳のときにも催眠術をかけたそうです。
これが医療システムに浸透してくればよいと、アレックスさんは話しています。
痛みを感じないというのは、とても大きいです。
手術というとただでさえ不安ですからね。
不安を取り除けるというだけで非常に価値はあるかと思います。
しかしにわかに信じがたいですが、本当に自己催眠で麻酔要らずならすごいですね。麻酔なしで手術できる人間が関羽以外にいるとは……。
「私は痛くない…痛くない……絶対に痛くない……」
バキッ、うっ、痛い!
やはり素人はやめたほうがよさそうです。
Hypnotist 'put himself into trance for surgery'より
現代書林
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