アメリカでママの整形を理解させる子供向けの本が発売
アメリカの女性は、少しでもお金があれば、結構簡単に豊胸や整形手術に走ります。
タレント・モデルクラスとなると、もう猫も杓子も整形するというほど、何かしら体や顔にメスを入れている感じです。
またそれを特に隠しもせず、どうどうと「私整形したのよ」なんていうのもアメリカらしいところです。
独身女性に限らず、子供のいる女性にもご盛況の整形手術。
さて、問題は自分の子供にどうやって説明するかというところです。
そんな悩みを解消(?)すべく、整形外科医が本を執筆しました。
タイトルは「マイ・ビューティフル・マミー」(My Beautiful Mommy)
冗談ではなく実話なのが少し怖いところではあります。
この本の執筆をした整形外科医のサルツハウアー医師が言うには「患者が子供を連れてくることは多いが、大半の患者は手術に関してネガティブに子供に話す」そうです。
母親の姿が変わってしまうことを恐れる子供たちに、この本によって「鼻の整形」、「腹の脂肪吸引」などを説明してくれると紹介しています。
「豊胸」についての説明もあるそうで、小さな子供にどぎつくないイラストを使って、事実を描写してあるそうです。
整形手術についての本が、子供が寝る前に読む本としてふさわしいかは、議論の余地がありそうですが、賛成派は新時代のベッドタイムストーリーとして受け入れているようです。
術後に傷跡が数日続くなど、子供にどうやって説明したらいいかと患者から質問を受けることが多いそうで、業界ではニーズはあると予想しています。
子供たちに誤解を招くことは恐れていないとしたうえで、もちろん誰にでも役立つというわけではなく、自分の外見を改善したくて整形しようと思い立った人には、子供たちに心配させないために利用できる本だと主張しています。
韓国などで、やたら整形をしているニュースを聴きますが、アメリカもココまで進んでいるのかと驚いてしまいますね。
整形ママが多いアメリカならではのニュースですが、日本でもこういう本が出版される日が来るのでしょうか。
Kids' Book About Tummy Tucks, Nose Jobsより