旅行に持っていく衣服をシワにならないようにたたむ方法
昨今は面倒なアイロンから救ってくれるノーアイロンの衣類が増えました。
ですが全ての服にあてはまるわけではなく、旅先や宿泊先でもシワのないぴしっとした服を着たいと思うものです。
実はたたみ方一つで衣服につくシワの発生を最小限に食い止められるのです。
そんなシワになりにくい衣類のたたみ方を図解で説明したものを紹介します。
まず重要なのはたたむ衣類の順番です。
束ねて包むようにたたんでいくので、大きくて仕立てられた生地のものを一番外側にし、あまりシワになりにくいものを中心に持ってきます。
例としては以下のような順番です。
- ジャケット
- スカート、ワンピース(長くてストレートなものはジャケットより前になることもある)
- 長袖シャツ
- 半そでシャツ
- ズボン
- セーター、ニット類
- ショーツ、短パン類
シャツやジャケットのボタンは前もってとめておきます。
大きなジャケットなどは正面を下にしてたたみ始めます。
たたむときにバランスを考えてシャツなどの上下を交互にしながら、くるんでいくようにします。
下の図は簡単なたたみ方の例です。ベッドなどの平らなところで行いましょう。
1. ジャケット・シャツ類(ジャケットはシャツと違い正面を下にします)
2. さらに別のジャケット・シャツ類
3. ズボン類(2着目のズボンは反対の方向へ置きます)
4. コア(中心)になる物を置く(下着や靴下などを入れた小さな袋などです)
5. コアの物を包むようにしてズボン類をたたむ
6. さらにその周りを包むようにしてシャツ類をたたむ(袖を最初にたたんでから体の部分をたたみます)
7. 最後にシャツ類やジャケットを包むようにしてたたむ(そのたたんだ塊のままスーツケースに入れます)
8. スーツケースの中のベルトを止める
欠点はあまりコンパクトな仕上がりでないところと、旅行先ですぐ取り出しハンガーにかけて伸ばしておかないといけないことです。
しかしこれでシワはずいぶんと避けられます。
シワがついてしまった場合、バスルームで熱いお湯を出しながらハンガーにかけるとスチーム効果でシワが伸びてくれます。
宿泊先での冠婚葬祭や人前に出るときなど、知っておくといざというときに便利そうですね。
How To Pack It > Packing Clothesより
売り上げランキング: 63