「その写真をインターネットにアップしたら弁護士に連絡するからな!」
何とも激しい物言いですが、この写真の男性がそのまま言ったセリフらしいです。
アップロードしたら連絡するというからには、アップロードしちゃいかんとは思うのですが、すでに欧米人気記事ランキングで2位を獲得していたので、時すでに遅し、もう世界中に晒されてしまったようです。
いったいどういう経緯があったのかと、元記事を読んでみたところ…
「この写真の男はサンフランシスコのストックトン通りとコロンブス通りが交差する角で、ホームレスの男に向かって怒鳴っていました。
怒り心頭、衝突、そしてドラマチックな状況で、僕はシャッターチャンスだと思い道路を渡りましたが、50mmレンズのカメラで撮影するには距離が離れていたので、大して面白い写真は撮れませんでした。
しかしながらこの「怒り心頭君」は今度はこっちに向かってきました。いきなり対決してきてカメラをよこせと要求します。もちろん僕は拒否です。
すると目の前でわめきたて、彼の許可なく写真を撮れないと僕を脅し始めました。
僕はもちろん許可はいらないと言い返しました。すると彼は僕の方にやってきて強さを誇示するように体をぶつけてきました。僕はもう一度触れたら警察に連絡すると言いました。
もちろん彼はそれを気に入りません。そして彼は写真をインターネットに載せたら弁護士に連絡すると言いました。そこで僕はこの写真をインターネットにアップロードすると言ってやりました。
そうしたら彼はカメラのレンズに掴みかかってきました。僕はそれには我慢ならず、カメラを引っ張って彼から引き離し、携帯を取り出して電話しはじめました。
彼はそれを見ると、脅したり怒鳴ったりしながら引き返して行きました。
彼といっしょに娘がいたのですが、彼女を気の毒に思いました。明らかに彼の振る舞いに恥じている様子で、彼を制止しようとしていました。彼女の「ああ、まただわ」と言わんばかりのいい写真があるのですが、良識ありそうな彼女を辱めるようなことはしたくないので、写真は上げません。
そう言った理由で、「怒り心頭君」の写真をインターネットに掲載しています。ぜひ弁護士に連絡して歩道にいるときに通りかかりの人に写真を撮られたとお話ください。
ついでに、その写真家に暴力をふるったことも。弁護士が何というか楽しみです。」
あーあ、という感じですが、もうこの写真相当出回っています。顔の下半分は隠れていますが。
欧米のコメントを見ていると、「よくやった」「当然の仕打ちだね」というのが多いですが、日本で起こった場合はどうなるんでしょう。やはり似たようなコメントがつくのか、賛否分かれるのか、気になるところです。
公共の場で怒鳴る人には欧米では冷たいようです。
やはり怒りをあらわにしたほうが不利という気はします。
しかしこの写真、よく撮れてますよね。
If You Put That Picture On The Internet I’ll Call My Lawyerより