死ぬまでに一度は見ておきたい神秘的な5つの洞窟
1. カールズバッド洞窟(Carlsbad Caverns)
カールズバッド洞窟群国立公園は、アメリカ南部、ニューメキシコ州にあり、洞窟群は1995年に世界遺産に登録されました。
世界遺産となった理由は、いくつかの画像を見ればすぐに理解できると思います。
50万年以上をかけて雨水などが石灰岩を溶かし、つららや石筍が生成されました。
硫化水素ガスが水に溶けて硫酸となり、大きな通路や数多くの部屋を作り出しているそうです。
ダモクレスの剣(Sword of Damocles) 1928年に探検家により命名。
数百年前、アメリカ先住民によって描かれた壁画。
巨人の間。
100万匹以上のコウモリが洞窟内に住んでいるそうです。
魔女の指(Witch's Finger)
写真もままならない時代、この洞窟の美しさを必死に説明しても、誰も信じてくれなかったそうです。
腐海に現れた王蟲の抜け殻ではありません。
暗黒の破壊神アンスラサクスでもありません。
まだ数え切れないほどの名前のついた部屋や生成物があるのですが、とても紹介しきれません。さすがは世界遺産、一度この目で見に行きたい場所です。
2. レチュギヤ洞窟 (Lechuguilla Cave)
世界一美しい洞窟として、NHKスペシャル プラネットアース Episode3 洞窟 未踏の地下世界 でも放映されています。
アメリカの地下193kmに渡り、石こうの結晶で覆われた地底迷宮が広がっているそうです。一般人は入れず、テレビカメラでさえめったに撮影できないそうです。
水流の中で結晶する洞窟真珠(cave pearl)
初めて人の目に触れたであろう地下の湖。
雪のように真っ白な巨大結晶。
この情景を前にして何を思うのでしょうか。
小人でも住んでいそうな幻想的な鍾乳管。
植物のように育った純白の結晶。
人知れず地下にこんな場所が眠っているのです。
3. ラスコー洞窟 (Lascaux Cave)
歴史の時間に習った覚えのある壁画と言ったら、ラスコー洞窟とアルタミラ洞窟の二つではないでしょうか。
フランスの西南部ドルドーニュにある洞窟で、1万5千年前にクロマニョン人によって描かれたそうです。
1963年までは観光可能でしたが、人間の吐く二酸化炭素によって劣化したため、非公開になりました。
数百の動物、人間、幾何学模様が描かれているそうです。
こういった洞窟の構造がわかるアングルは教科書にはありませんでした。ローマ聖堂のような荘厳さがありますね。
4. ウーキー・ホール洞窟 (Wookey Hole Cave)
イギリスのサマセット州にある洞窟。
万華鏡のような色彩の宝石箱。
ウーキー・ホールの魔女という、人間の形に似た岩が有名だそうです。
グラストンベリー出身の僧が、洞窟に住む魔女を石化させたというエピソードがあるそうです。
洞窟内の空間はかなり広く不気味な感じです。このあたりには魔女関係の観光グッズ屋も多いのだとか。
5. ホワイト・スカー洞窟 (White Scar Cave)
白い傷跡の洞窟、という意味を持つこの洞窟は、イギリスのヨークシャーにあります。
地底の滝や川が特色。
悪魔の舌(Devil’s Tongue)という名前がつけられています。
気の遠くなるほど長い年月をかけて垂れ落ちた様子。
巨大な石筍。
いたるところで滴る、水や滝がこの洞窟の特徴のようです。
5 Astonishing Mystical and Bewitched Cavesより
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