約35億円!生きている画家の絵としては史上最高額で落札
芸術の世界は本当に難しく奥が深いものです。
よって生前は世間に認められずに、死後亡くなってから絵の価値が上がり始めることが少なくありません。
ところが中には生存中からすでに成功し、高く評価される画家もいます。
1995年にルシアン・フロイドが描いた、裸で寝る女性のポートレート(上の画像)がなんとニューヨークのクリスティーズで3360万ドル(約35億3千万円)で落札されました。
これは存命している美術家が売った絵としては史上最高額となっています。
社会福祉課のジョブセンター(日本で言うハローワーク)に勤める女性スー・ティリーさんを描いたもので、今回の落札で一気に世界記録となりました。
それまでの記録は2007年11月に競り落とされたジェフ・クーンズによって描かれたハンギング・ハート(Hanging Heart)の2360万ドル(約24億8千万円)でした。
今回記録を塗り替えたルシアン・フロイドは、あのフロイトの孫でもあります。
値段のあまりの大きさに絵をまじまじと見つめるのですが、芸術の世界の奥の深さを再認識してしまいます。
この絵を部屋に飾って毎日見る……想像できません。
BBC NEWS:Freud work sets new world record より
村上 隆
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もう一歩踏み出す勇気をくれた一冊スッパリと割り切った
前半は面白かったが後半は専門的すぎた
今更ながら…すばらしい本、奇跡の書物
冷静な現実認識がすばらしい