通常の3倍の酒気帯び運転した21歳が裁判長から言われたこと
アメリカで21歳の青年が飲酒運転で捕まり、今回が3度目でした。
ここまではよくある話。
普通に執行猶予刑を言い渡されたのですが、裁判長が若者に対してした説教が、少しおもしろいものでした。
「21歳で3回目、通常の3倍以上の酒気帯びですか。
私から提案があります。
自分の家の屋根に上って、そこから飛び降りるか、熱いお風呂に入って、リストカットしてみてはどうでしょうか。
そうしたら、あっさり死ねますし、確実で、安く、早く、あの世に逝けます。
かつ、長い目で見ると、どうせ行く末は同じなので、あなたを気にかける人たちにとって、そのほうが心の傷が浅くてすみます。
そしてこの方法の一番いいところは、少なくとも他人を巻き添えにしないところです。
いったい何様でつもりですか。罪もない人を危険に巻き込む権利があなたにないのは承知のはずです。過去に2度の前科があり、まだ21にも達していないのに、まだ飲んでいるとはどういうつもりですか」
……と言った具合です。
日本でも飲酒運転に対する厳罰化が進んでいますが、さすがにこれはきつすぎるお説教でしょうか?それともこれくらい言ってあげるのが本人のためでしょうか?
などと考えていたら、後日談がありました。
この裁判は4月10日に行われたものですが、5月12日にコカイン、マリファナ、覚せい剤の尿テストで、陽性反応の結果が出てリハビリ施設に送られたそうです。
裁判長の指摘は正しかった。
Magistrate lashes out at underage drunk driver