いえすっ!これは楽しいダンス!(動画)
アメリカのテレビで、ダンスのコンテスト番組があります。
"So You Think You Can Dance"と言う番組名で、「自分で踊れると思っているだろう」という意味合いがあります。
特にジャンルにこだわらず、サルサ、社交ダンス、ヒップホップ、ストリートダンス、コンテンポラリー・ダンス、ジャズ、バレエなど、ありとあらゆるダンスで、自信がある者たちが競い合います。
この手の番組によくあるように審査員は3人で、まずここを通過するのが難関です。
そして審査員を感心させられれば、次の審査のあるラスベガスへのチケットが送られるのです。
さて、そこへ現れたストリートダンサー。踊り始めます。
プロデューサーでもある審査員のナイジェル・リスゴーは「君はまさしく2008年の僕のお気に入りのダンサーだよ」と絶賛。番組が彼に合っているかどうか分からないとしながらも、ダンサーとしての素質を認めており、いろいろな活躍の場があるでのはないかと期待しています。
振付師でもあるメアリー・マーフィーは彼のダンスの動きに感嘆し大笑いをしていますが、「いままで彼のような動きをする人を見たことがない、アメリカの期待の星である」と述べています。
同じく振付師のミア・マイケルも彼のあまりの異様な動きを見て、「今にもファスナーが開いて中から宇宙人か何かが飛び出すのではないか」と言い、まるで動きが人間じゃない、尋常じゃないと絶賛しています。
ナイジェル氏は、「ダンスの動きにはここが限度というものがあるが、彼のパフォーマンスにはそこから先があるので、それをもう一度見せてもらえないか」と尋ねます。
するとこのダンサーは「ラスベガスに行くチケットをくれたらやります」と踊りながら審査員の席まで行くのですが、その動きも軟体動物並で驚きです。
結局ラスベガス行きのチケットは無事ゲットするのですが、そのやり取りすら審査員を大喜びさせているのがよくわかります。
元々はストリートダンサーだったらしいですが、もうすぐ高いお金を出さないと生では見られなくなるのかもしれませんね。