「言葉を売る」まさかのアイデアで大儲けしているユニークなネットビジネス
インターネットやパソコンを使って、時々とんでもない方法を考えて稼いでいる人がいますが、アイデアはまだまだ尽きないようです。
昨晩たまたまイギリスのラジオを聴いていたら、「言葉を売る」という画期的なネットビジネスで儲けているアイルランド人の学生の話をしていました。
え?言葉って誰のものでもないのに売れるものなの?と 疑問に思いさっそく検索して調べてみると…
サイトの名前は"The Big Word Project"(ザ・ビッグ・ワード・プロジェクト)と言います。
そこのサイトを開けると、まず普通の英語の単語が並んでいます。辞書に載っているような単語の羅列です。この単語を売っているわけです。1文字につき1ドル(約100円)で売っているので、5文字の単語だと5ドルということになります。
さて買った人は、どうなるのかというと、まずそのサイトに表示されている単語と、自分のウェブページをリンクできます。
単語をクリックすると。言葉を買った人のウェブページに飛ぶというシンプルな方法です。
サイトはベルファストに住むアイルランド人の学生2人、パディ・ドネリー(Paddy Donnelly)とリー・ムンロー(Lee Munroe)によって運営されており、すでにかなりの言葉が売れている模様です(現時点で5000語以上)。
いわゆる言葉を再定義させるというもので、自分のサイトや好きなサイトを、買った言葉の定義とすることができるわけです。
売り方としては、「こんなくだらないアイデアで大儲けしちゃったネットビジネス特選10 」 という記事で扱った、ピクセルを売る商売と似ていますが、ちゃっかり売れているところをみると、まだまだ応用が効きそうです。
それにしてもこういうアイデア商売を見ると、どうしてこれを最初に自分が考えなかったのかなんて思ってしまいますが、それがいわゆるコロンブスの卵というものなのでしょう。
日本語でも出来そうなところがミソですが、漢字やカタカナなど表記がばらばらで、英語よりはややこしい気はします。
まだまだ世の中はアイデアがあふれているに違いありません。
面白いアイデア、儲かるビジネス、ユニークなアプローチはきっとそこらじゅうに転がっているはずです。
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仕事を楽しんで成果を出すことには異論はないが、理想論過ぎて実践的ではない。