野生のアザラシと仲良くなりプレゼントされたのは…え、ペンギン?
ポール・ニックレン氏はナショナル・ジオグラフィック誌の写真家です。
彼はイヌイット(エスキモー)の地域とほど近いカナダに生まれ、テレビ、ラジオ、電話のないところに暮らし、小さなころから野生で遊び、狩りをしたりする経験の持ち主でした。
今までに何百という野生の動物の写真を取り続けています。
そんな彼が、野生のヒョウアザラシと仲良くなり、友情が芽生えたのかプレゼントをもらうようになりました。
彼は12フィート(約365cm)、1000ポンド(約450kg)以上もある、メスの巨大なヒョウアザラシに出会いました。メスはオスより通常30%くらい大きいので、彼は最初に水中で見たときにはかなり緊張していたそうです。
ところが4、5日経ったある日、そのヒョウアザラシはポール氏にペンギンを運んできたのです。
生きたペンギンだったり、死んだペンギンだったり、さらにはペンギンの狩りの仕方まで教え出したそうです。
ポールさんによると、ポール氏が何も食べていないことを心配してこうような行動に出たのではないか、そして彼はこの経験を決して忘れることはないだろうと言っています。
(photos credit: Paul Nicklen/National Geographic)
動物が食事を差し出すというのは最大の親愛表現という気はします。
とはいえその友情に感謝はすれど、ペンギンを持ってこられてもちょっと困ってしまいますよね。
以下のリンクの画面下側にある[Underwater Relationship]をクリックすると、Paul Nicklen氏が撮影したヒョウアザラシとのさまざまな画像を音声付きで鑑賞できます。
National Geographic magazine - Wildlife: The Best Photographs - Paul Nicklen Multimedia
Ferocious 1,000-lb leopard seal befriends National Geographic photographer より
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