テレビを見て大笑いしていたら警察にスプレーかけられ連行
一寸先は闇と言いますが、不運がどこに転がっているかわかりません。
テレビ番組を見て笑い転げていた男性が、その物音を不審に思った近所の人に通報され、あまつさえ警察にスプレーをかけられ連行されてしまったのです。
イギリスでテレビを見ていたクリス・コッカーさん36歳。
ニュースコメント番組なのですが、パネリストのポール・メルトンのコメントがおかしくて、笑い転げていました。
あまりに笑い転げた結果、ソファから落ちてしまったのです。
その大きな声やドサッと言う音を聞いた階下の住民は、心配して警察に電話しました。
ところが、すぐに駆けつけてきた警察は、なんとクリスさんを連行してしまったのです。しかもスプレーまで噴射して。
クリスさんによると「あまりにおかしくて笑ってたらソファから床に落ちたんだ。起き上がってテレビを見続けようとしたとき、ドアをノックする音が聞こえたんだ。僕が怒った理由はドアを閉めようとしたら、警察が足をはさんでドアを閉じさせようとしなかったんだ。」
そしてスプレーされ警察のバンに乗せられると、服を脱がされ身体検査を受け、留置場で一泊するはめになってしまったそうなのです。
警察のほうでは、クリスさんが攻撃的になったことから、警官の安全を確保するためスプレーしたことは正しい判断であったと主張しています。
テレビを見て大笑いしているだけで連行されてしまうとは、なんとも不運な話です。
でもクリスさんはこれに懲りずに、これからも笑い続けると言っています。
以下のBBCのサイトで、ニュース映像もご覧になれます。
BBC NEWS - Man in court over comedy TV show より
人を笑わす方法―『笑いの方程式と実践4コマ漫才』
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