暗号が組み込まれたミステリー・サークル「πの10桁」
ミステリー・サークルは1980年代を
現在は製作者が複数いるようで、なかなか高度なものが今でも時々イギリスに作られたりしています。
ミステリーではなくなったものの、造形美に感心してしまうような趣向を凝らした暗号入りのサークルが、イギリスのウィルトシャーで発見されました。
Online Timesによると、直径45メートルほどもあるこのミステリー・サークルは、π(パイ)の最初の10桁"3.141592654 "が埋め込まれたイメージらしいのです。
天体物理学者によると、この図では10桁目も正確に端数を処理しており、かなり難易度の高いものであると伝えています。
中心の近くにある点は小数点を表現しているのだそうです。
円周を10等分し、π(パイ)の桁の数字の長さだけ弧を描くように進んでおり、桁が進むと外の次の円に進んでいます。
数学的、幾何学的アイデアをミステリー・サークルに盛り込むことは重要視されてきており、作品として見るものを楽しませてくれます。
現在まで一番複雑だと言われているのが、この1996年に作られたジュリア集合だと言われています。
英語ではクロップ・サークル(穀物サークル)と呼ばれていますが、作られた謎が解けても、別の意味のミステリー度も高くなっているようですね。
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数学の驚異を知る入口として知らなくても普段の生活に影響を及ぼす物ではありませんが、だからこそ。
計算が多くてわからないこともある
数字マニア向けの本
いろいろな学問領域で立体的にπを描写しています