アルプスで遭難した24歳女性、スポーツブラで助かる

24歳のアメリカ人女性がアルプスで遭難し、行方不明になっていました。
70時間後にヘリコプターで救出されたのですが、助かったのはスポーツブラのおかげだったのです。
The Localsによると、コロラド州出身のこの女性は月曜日にアルプス山脈へハイキングに出かけ、急に悪天候に見舞われ遭難してしまったのです。
そこで彼女はオーストリアとの国境近くにある材木輸送用のケーブルに、誰かが見つけてくれるのではないかと希望を持って自分のスポーツブラをぶらさげておいたのです。
何も持っていなかった彼女は、材木輸送用のケーブルをたどり臨時供給ボックスを見つけ、水の補給は出来たそうです。
木曜日の日中、材木輸送の作業員がケーブルにぶら下がったスポーツブラを見つけ、行方不明とニュースに出ていた女性のものではないかと思い、当局にすぐ連絡をしました。
連絡を受けた数時間後にはヘリコプターで捜索が開始され、標高1250mの突き出た岩で女性が手を振っているのを発見し、ドラマチックな救出が果たされました。

病院に運ばれ手当てを受けていますが、5〜6メートルほど落ちたために肩、足首、頭に軽い怪我をしているそうです。
警察は彼女が健康であったこと、機転を利かせたことで命が助かったと話しており、すぐ回復するであろうと伝えています。
スポーツブラなら、特に男性には強烈な目印となるので、発見されやすそうですね。
山の男も遭難時に備えブラジャーを携帯すれば助かる日が来るかもしれません。
ただし別の事件に巻き込まれて所持品検査されたり、登山仲間に勘違いされても責任は負いかねます。