レズビアンのカップルが体外受精でそれぞれ双子を出産
体外受精で双子が生まれることは、それほど珍しいことではありません。
写真の母親に抱かれている双子を見ると、なんら普通の赤ちゃんに思えますが、実はこのイギリスの母親たち、レズビアンのカップルなのです。
この2組の双子、実は血縁関係にあります。
Daily Mailによると、男性の精子はドナーから提供を受けたもので、卵子はマーサ・パジェットさんのものを使い、体外受精した後、マーサさんとカレン・ウェソロウスキーさんに受精卵を移したそうです。
実質4つ子ともいえるわけで、子供たちの顔が似ているのも納得がいきます。
マーサさんとセラピストでもあるカレンさんは9年前に知り合いましたが、3年前から子供を授かろうと試みるも失敗していました。
タイムリミットは近づいてきており、カレンさんの卵子で試みたり、マーサさんの卵子で試みたりと、何百万円もの金額を投じて出来るすべてのことをしたそうです。
マーサさんが二人とも自分の卵子を使うことを提案し、カレンさんがそれに同意した形です。
体外受精は1度でうまくいくとは限らず、1回15000ドル(約160万円)の治療を5回は繰り返したそうです。
現在二人とも男の子一人、女の子一人の双子に恵まれ、幸せな生活をしているということです。
子供の世話で大変ながらも、楽しんで育児に励んでいます。
ただし、レズビアンのカップルということで世間では賛否両論あり、議論が繰り広げられていました。
倫理の問題に答えはなかなかでませんが、時代は進んでいると感じる例ですね。
(7/30)追記:15000ドルの為替計算を誤っていたので修正しました。ご指摘くださった方ありがとうございます。
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