校則違反すると囚人服を着せられるテキサスの高校
アメリカではほとんどの高校が制服ではなく私服ですが、私服と言ってもそれなりに校則による決め事があります。
テキサスのとあるハイスクールで、その校則に違反する者だけに着せる服を用意しているそうです。
その服というのが囚人服なのです。
Fox Newsによると、テキサス州にあるゴンザレス・ハイスクールでは、服装に関する校則を違反した者は刑務所で使われているネイビーブルーのつなぎ服を着せられるのだそうです。
これはただの囚人服ではなく、なんと実際に囚人が作っているそうです。
学校やコミュニティでは服装は保守的であるべきと考えていますが、生徒のファッションが一線を越えて行き過ぎてしまうこともあるようで、それらを厳しく律するためのようです。
罰則の対象になるファッションの例として、
・常軌を逸するほどのだぶだぶズボン
・短すぎるミニスカート
・スパゲティのようなストラップのタンクトップ
・男のイヤリングや顔を覆うほどの長髪
・男女ともに下着の見える服
などが囚人服着用の運命をたどるようです。
生徒や両親からは、ハイスクールの生徒は小さな囚人ではないと、批判も起こっているようですが、学校側は両親が別の着替えを持ってくるか、停学処分の選択肢も用意しているので、囚人服着用を強制しているわけではないと主張しているようです。
中には反抗心を表現するために、わざとつなぎを着たがる生徒もいるのでは、との声もでています。
新学期が始まるのは8月25日と日本より少し早めですが、新学期早々から適用されるのだそうです。
実施後の効果がどう出るか興味が集まりますが、いずれにせよ画期的な面白いアイデアですね。
どうせなら、ルパンに出てくるようなストライプ柄の囚人服のほうが雰囲気出そうです。
この罰則、もし日本の学校でも採用したら、囚人だらけになるのでしょうか。