2008年08月13日 22:04

駅のコインロッカーに9年住んでいた男

 
ロッカー

世の中はマイホーム志向の人ばかりではありません。

一定の環境さえ整っていれば、どこに住んでもいいという人も意外に多いようです。

家の無いホームレスの人々も、どこかには寝泊りしているわけです。

それがどこかと言うのが問題ですが、なんと駅のコインロッカーに住みついている人がいるというのです。

ドイツのマイク・コンラッド(29歳)の住処(すみか)はデュッセルドルフ駅のロッカー501番でした。驚くのはそこに住み着いた長さで、なんと9年もそこにいるそうです。

Telegraphによると、1999年に付き合っていた彼女の家を飛び出して以来、夜になるとこの50センチx60センチのロッカーに足から体を入れ、寝ていたのです。

逮捕されるまで駅の職員からは200回も追い出しをくらっていましたが、とうとう管理側も起訴することに決めたそうです。

コンラッドによると若者に数え切れないほどロッカーを施錠されたことがあるそうで、その場合は駅の職員が開けるまでそのままだったそうです。

彼はほんの少しだけドアを開けて寝るのだそうですが、いたずらで通りすがりの若者たちにロックされてしまうのだそうです。

この起訴裁判で裁判官は9ヶ月の禁固刑をコンラッドに言い渡したそうですが、コンラッドの弁護士は彼に必要なのは精神ケアで刑務所ではないと反論し、医学的な検査を受けることになっているそうです。

鍵まで掛けられてしまうロッカーよりも、ましな寝床はなかったのかと不思議に思いますが、弁護士の言うとおり精神的な問題を抱えているのかもしれません。


主婦が考案した住みやすい家102の知恵―使い勝手のよい設計プラン実例集
竹岡 美智子
講談社
売り上げランキング: 42134
おすすめ度の平均: 4.5
3 確かに…
5 分かりやすくて実際的
5 こなかな気遣い
5 なるほど・・・。
5 建築前なら、オススメ!

関連記事

 
Twitter facebook はてブ コメント ご意見 TB
 
コメント欄を表示する(0)
トラックバックURL
最新記事

スポンサードリンク
以前の記事


らばQは、世界中から役立つ・面白いニュースの話題をお届けするブログサイトです。