今見るとかなり奇抜なデザインの一輪車いろいろ

車輪は火や言葉と並ぶ、人類の三大発明に数えられるほど文明に寄与してきました。
三輪や四輪以上の乗り物の形状は昔から極端な変化はありませんが、自転車やオートバイといった二輪以下の乗り物が実用的になったのは比較的最近です。
そして試行錯誤を繰り返したものの、実用・普及には至らなかった奇妙なデザインの一輪車をご紹介します。

1931年 スイスの技術者による一輪バイク。単輪車の概念は150年もの間、エンジニアを魅了してきたそうです。

北京五輪の開会式や閉会式で披露された一輪車の中国軍人による練習風景。ちょっと楽しそう。

ロシアの山奥の村ではポピュラーとありますが、本当に実用的なんでしょうか。こけても痛くはなさそうですが…。

1860年代、ビクトリア朝の産業革命の頃。まだ2輪車のデザインは模索中で、数々の風変わりな一輪車が考案されていた時代でした。

1869年、最初に特許がとられた頃の一輪車。

左は1904年にミラノのエキスポで公開された最初の動力が搭載されたもの。右は1910年のもので、150cc 3.5馬力のエンジンを搭載していました。

実際に生産された1920年代中頃のイタリアの単輪オートバイ。175ccのエンジンに3段ギア。

1930年代は、4つの小さな車輪がついた乗り物より、大きな1つの車輪のほうが遥かに効率的だと信じられていたそうです。

ダンプカーのタイヤみたいな形状でどうやって曲がるのだろうと思いきや…。なんというか、参りました。

ユニーク過ぎるデザインはともかく、発進や止まるたびに上下に傾くというのは、凄まじく酔いそうです。

左右に二輪構造。ひとつ疑問があるんですが、坂道でブレーキかけたとき停まれるのでしょうか。中の人ごと転がり落ちていきそうな…。

最近の一輪車。面白そうですが、腰を痛めそう。

ハプニング必至の一輪バイク。
実用性や安全性は疑問なものばかりですが、ためしに乗ってみたいものが多いです。
今の二輪車にも革命がおきて、将来これらの乗り物にとって代わってる…、なんてことがあったりするかもしれません。
Dark Roasted Blend: Monowheels: The Weirdest Transport Known to Manより
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