「元気が出ると聞いて」コカイン所持で捕まった77歳のおばあちゃん
※写真はイメージ
世界中で麻薬は厳しく規制されているはずですが、なかなか中毒者は減らず、所持・使用の罪で逮捕される人は後を絶ちません。
麻薬で捕まる人というと、それなりのイメージがあるものですが、イギリスで77歳のおばあちゃんがコカイン所持で警察に逮捕されてしまいました。
BBC NEWSによると、ベティ・ニコルズ(77)は、末端価格にして1300ポンド(約25万円)相当のコカインを所持していたことを認めています。
彼女の車が警察に停められたとき、そわそわして目を合わせなかったそうです。
車内には彼女の赤いハンドバッグがあり、さらにその中に別の黄色いバッグがあり、そこにコカインが入れられていました。そのときはこれは何かわからないとシラを切っていましたが、裁判で自分が所持していたことを認めたそうです。
彼女の言い分によると、肺炎で体調が優れなかった彼女は、コカインが気分を盛り上げてくれると聞き、手を出したそうです。
麻薬に手を染めるのは、主に若者や中年というイメージがありますが、高齢の老人が逮捕されたというのは珍しく、ニュースとなっていました。
買う方も当然悪いのですが、高齢者が簡単に手に入れられることの方に、麻薬問題の根の深さを感じてしまいます。
犯罪が若年層化しているだけでなく、老齢化もしているのかなと思わせる記事でした。