感心するようなしないような…ちょっとひねりの利いたジョーク
笑いのツボは人それぞれ違うものですが、海外のジョークともなると、さらに人を選びます。
笑えるような笑えないような、そんなユーモア話をいくつかご紹介します。
ニューヨークのとあるビジネスマンが、ヨーロッパに行くことになりました。
彼はロールスロイスで町の銀行まで運転していき、5000ドル(約52万円)を借してほしいと願い出ました。
銀行のローン係は驚いて、「即日でしたら担保が必要になります」と返答すると、男はロールスロイスの鍵を渡しました。
銀行員はさっそく車を銀行の地下に持っていき、彼に5000ドルを渡しました。
2週間経ち、その男性は銀行に戻ってきて、借り入れた5000ドルを返すと伝えました。
銀行員は、「元金が5000ドルと、利子が15.4ドルになります」と伝えました。
男性は5000ドルと利子分の小切手を切って渡し、車の鍵を受け取って立ち去ろうとすると、銀行員が声をかけてきました。
「すみません、あなたが留守の間にちょっと調査させてもらいました。それでわかったのですが、あなたは億万長者で非常に裕福なのに、どうしてわざわざ5000ドルの借り入れをされたのですか?」
すると男は笑ってこう言いました。
「このマンハッタンの一体どこに、たった15.4ドルで私の車を安全に駐車しておけるところがあるんだい?」
4人に1人の法則
「この国では4人に1人は精神的なバランスがとれていないことがわかっています。
では、あなたのいちばん仲のよい友達を3人思い浮かべてみてください。
その3人がまともなようでしたら、おかしいのはあなたということになります。」
速度制限
パトカーに乗った警官が、スピード違反取締りのパトロール中に、高速道路を時速22マイル(時速35km)ほどで走っている車を見つけました。
スピード超過と同じくらい危ない運転だと思った警察は、その車を止めました。
車に近づいてみると、その車には5人乗っていました。
前に2人後ろに3人で、みんな目を見開いて、まるで幽霊のように顔が青ざめています。
運転手の女性は、止められた理由がわからず、尋ねました。
「おまわりさん、私は速度制限ぴったりに走っていたので、止められた理由がわかりません。」
すると警察は、
「スピード違反は犯していないですよ。しかし、遅すぎるのも他の車に危険なのです」
女性は「遅すぎるですって?そんなことはないわ、速度制限ぴったりに走っていました。時速22マイル(時速35km)ぴったりに!」そう自慢そうに言いました。
歳のいった女性に、警察は笑いをこらえて、説明しました。
「"ルート22"は道路の名前で、制限速度じゃありませんよ」と。
急に恥ずかしくなったおばあさんは笑いながら、間違いを指摘してくれた警察に感謝しました。
警察は別れ際に、
「ところで君たちを解放する前にひとつ聞いておくが、他のみんなは大丈夫なのかい?後ろの女性たちはひどく震えてるようだが…」
するとおばあさんは言いました。
「ああ、多分もうちょっとしたら大丈夫になると思うわ。
さっき"ルート142"を降りてきたところだから」
ちなみに時速142マイルはおよそ時速230kmです。
The Millionaire's Loan, One out of four [Pic], Sitting on the side of the highway waiting to catcより
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