ああんお肉…でも痩せなきゃ…でもお肉…そんな葛藤に挑む

何を食べてもおいしい食欲の秋、景気に反して右肩上がりの腹回りが心配な季節となりました。(…実際は年がら年中心配なのですが…)
近年ではメタボだのBMIだのと肥満に対する風当たりも強くなり、おいしいからと言ってバクバクと食べることすらままなりません。
だけどだけど・・肉肉!お肉大好き!だって美味しいんだもん!
そんな板挟みな思いを、解決できるかもしれない方法のひとつを試してみました。
ビールのお供やご飯のおかずに最高の相性の、鶏のから揚げ。ホントに美味しいですよね。 お弁当屋さんやコンビニ弁当にはほぼ確実にから揚げ弁当があり、刺身が売りの居酒屋にも鶏のから揚げが高い確率であったりする程、その人気は計り知れません。
だけどとってもカロリーが高いんですよね・・。
そんな悩ましい問題に取り組んだ、「帝カロから揚げ」という商品を試してみました。
低カロリーのダイエットから揚げ・・そういううたい文句を見ると、精進料理とかによくある、大豆でできてるやつじゃないの?とか、胸肉とかでパサパサで旨くないんじゃないの?なんて思いがまず頭に浮かびます。
低カロリーをうたった商品というのは、その分味が犠牲になってる場合も多々あって、正直あまり期待していませんでした。
とりあえずパッケージを開けて、レンジでチン。 できあがってみると、見た目は普通のから揚げのようです。衣はしっとりとした仕上がりで、香りはとても美味しそう。
早速食べてみると、…おお、かなりスパイシー。付属のゆずこしょうをつけると更にスパイシーになって、ビールにとても良く合いそうです。
肉質は・・とじっくり噛んでみると、パサパサした感じはなくジューシーで、シコシコとした弾力のある肉の線維の心地よい歯ごたえ、そして程良い柔らかさ。地鶏のもも肉のような食感で、まさにから揚げです。肉肉しています。お肉大好き星人もしっかり満足できそうです。
と、2つほど食べたところで、我慢できなくて持って来ちゃいました、ビール。
早速飲んで、つまんでみると…ギャー、ウマー!!これはたまらん!
…えっと失礼しました。 いや、これは結構美味しいですね。意外です。低カロリーでこの食べ応えは凄いかも。
パッケージを見ると、100gあたり133kcalとあります。製品ページによると、もも肉のから揚げが100gあたり約280kcalだそうで、つまりカロリーは半分以下になるようです。
更に製品のページを見ると、鶏の胸肉におからの衣をつけて、焼いて作ると書いてあります。そういえば原材料を見ても、油を使っていません。
なるほど、それなら確かに低カロリーになるのでしょうが、胸肉のから揚げって、もっと堅くてパサパサになりませんでしたっけ?言われても胸肉と思えないこの仕上がりには、ちょっと驚きました。
また食べるとお腹の中で衣が膨らむのか、見た目以上の満腹感を感じます。 これにより食べる量が減る事で、その分のカロリー摂取も抑えられそうです。
正直なところ、最初はから揚げでダイエットなんてありえないし多分美味しくないしそれより運動だろう…なんて思っていましたが、いやいやどうして、普段の高カロリーな食事をこのから揚げに置き換えれば、メタボなお腹にゆるやかに福音をもたらしてくれる…という効果は確かに得られそうです。
※ただ、これで減る以上にカロリーを過剰摂取して太り続けてる方の場合は、太るスピードが遅くなるだけだと思うので、併せて地道な運動が必要だと思いますので念のため…。
ちなみにこのから揚げは、1食分ごとに冷凍されているので、いつものご飯に、手軽に足せる一品としても最適です。
つい先日も、家に帰って「ご飯は?」と妻に聞いたら、ご飯とこのから揚げだけ出てきました。 「あなたの体の事を思って…」なんて優しい言葉をかけて、ソファに横になってテレビを見始める妻の優しさに、思わず涙が溢れました。
また、遅くまで仕事して晩飯も食わずにやっとこ帰宅したってのに、家族は既に寝静まっていて晩ご飯すら用意されていない切ない夜…。自称IT戦士の私にはよくある事です。
そんなときにレンジでチンしてビールと一緒に食べられる手軽さ、そして夜遅くに食べても安心なカロリーの低さもいいですね。
真っ暗な食卓で、一人テレビを見ながらほおばっていると、…あれっ、また涙が…。
お腹周りが気になる肉好きの方にはもちろん、夜遅くに食事をされる機会が多い方や、カロリーは気になるけど肉とビールを諦めるくらいなら人生を諦めた方がましだと思う方、メタボな亭主の日々の食事にかかる手間を少しでも減らしたい奥様に、特にオススメしたい一品でした。
もっと詳しい商品情報は、こちらからどうぞ。
男の帝カロ食堂
「帝カロから揚げ。」〜柚子ごしょう風味〜
詳細を見る>>
追記
私は食品の原材料を気にする方なのですが、ネット上では原材料の記載が見あたらなかったので、参考までにここに記載しておきます。
鶏肉、衣(澱粉、パン粉、コーン粉末、おから(大豆)、食塩、香辛料、酵母エキス、ブドウ糖)、醤油、みりん、発酵調味料、発酵大豆、ゆず胡椒(唐辛子、ゆず、食塩)、L-カルニチンフマル酸塩、乾燥ローヤルゼリー、マカ末、コーラルCa、香辛料抽出物、(原材料の一部に、小麦、大豆、りんごを含む)
内容量は一食あたり130gあり、原材料を見る限り保存料、着色料、発色剤など、気になるような添加物は使用していないようです。 なお、鶏肉の原産国の記載がなかったのですが、メーカーに直接確認したところ、国内産との事でした。